昨日の今日、なので、
友人の葬儀に関するいろいろな連絡で、
一日中、LINEの通知音が鳴りっぱなし。
私は普通に葬儀に行こうと思っているけれど、
仕事していて、都合がつきにくい人たちは、
それでも、何とかして、お別れができないか、と、
みんなで模索して。
もうみんないいおばさんなのに、
こうやってみんなのやり取りを見ていると、
亡くなった子も含め、
頭に浮かぶのは、高校時代の姿。
制服だったり、ステージ衣装の青ブレザーだったり、
いや、やっぱり、赤ジャージかな。
友人の死は、ショックだし、悲しいけれど、
泣きくらしているわけではない。
けれど、気が付くとぼーっとしている自分がいる。
いつもなら、何も考えずに普通にやっていることが、
できていなかったりする。
夕飯のお味噌汁を作るのに、
水入れたお鍋の中に、煮干し入れるつもりでいたのに、
私が手に取ったのは、氷ひとつ。
それを、お鍋の中に放り込んで
「ポチャン」という音を耳にして、
煮干しではなく氷を入れたことに気づく始末。
しっかり、友人とお別れができれば、
私自身の行動も元に戻るはず。
老化ではない、と信じている。