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カテゴリ:日本語+α
領事館での日本語レッスンは、殆どがフリートークだ
ということは、前にも書いた。 おしゃべりをして、間違いを直したり新しい語句を 導入するのは、クラスレッスンに比べてずっとラクだ。 大変申し訳ないけれど、教えるというよりは、会話を 楽しむという感覚でレッスンに臨んでいます。 学習者の中にKさんという女性がいて、彼女の日本語は レベルが高く、使える語彙も日本語能力試験の2級+ぐらい。 敬語・謙譲語もきちんと使える。 そんな彼女に足りないのが、読む力だ。こちらが音読すると、 正確に英語に翻訳が出来るので、読解力は十分。 問題は、読む力=漢字だけ。まぁこれが大変なのだけれど。 これまでに何度か新聞を使って、音読レッスンを試みたが、 Kさんは積極的ではなく、結局フリートークに戻ってしまった。 ところが先日、ワシントンからKさんに国務省の日本語テストを受ける ようにとのお達しがあった。そのテストは、"読み・話す"から なっていて、成績は各5段階に分かれ、4はネイティブ、 5はプロフェッサーのレベルだということだ。 前回の彼女の成績を言うのは控えるが、「前より悪くなっているかも」 と心配するKさん。ムリにでも読みの練習をすればよかったと、 いまさら反省する私・・・。 試験まで2週間。Kさん頑張りましょう!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
June 30, 2005 01:26:29 AM
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