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カテゴリ:日本語+α
昨日の続き。
可能と一緒にしかの導入もあったので、も・だけ・しか を比較して 下手な絵+オーバーな演技で説明しました。よく分かってはくれたみたいだけど、 定着は難しいかな~。 もし学生の方から「テストまで1週間しかありません。」なんて 言ってきてくれたら「おおぅ!!!」って大感激だろうな。 中国・韓国人には拒絶反応は見られなかったが、「~しか~ない」は アメリカ人には一番難しい慣用表現の中の1つかもしれない。 そもそも英語には「~しか~ない」という言い回しはない。 「not」と否定がくれば、そこにどんな単語が入ろうと、意味は「not」だ。 ほかにも「~かねない」「~なくは(も)ない」「~ないこともない」 何れも意味は肯定になる。 中級レベルのアメリカ人の中には、そのややこしさに「使わないと思うからもういいです。」 とギブアップする人もいる。 ずっと前にアメリカへ旅行して出国する時、搭乗券の発券カウンターで 「荷物を長時間どこかに置きっぱなしにしたり、誰かから何か 預けられたりしませんでしたか?」と聞かれて、 思わず「はい、しませんでした」と答えて「Yes?No?どっち?」と 言われたことがあった。 日本語でも「~しませんでしたか?」「いいえ、しませんでした」の方が、 理に適ってるなぁ。 でも、感情をあらわす表現が豊富にある日本語は、難しいけれど、 豊かで素晴らしい言語なんじゃないかしら。 と、きれいにまとめてみました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
August 28, 2005 04:26:06 PM
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