いつでもING！

次女が３ヶ月半前に拾ってきた子猫のメルが
いなくなった。

いつ家から出て行ったのか、まったく心当たりがない。
いないことに気がついたのは昨日の夜だ。

このブログを始めた日に、メルは我が家に来た。
一回目の日記が、メルの話題だ。
その時はまだ名前がついていなかった。
うちで飼うことも決まっていなかった。

掌に乗るぐらいちっちゃな黒猫で、次女がバイクで
通りかかった時、自動販売機の裏で、小さな弱った身体で
力いっぱい鳴いていたという。
「助けて！」って言ってたのかな。

それから３ヵ月半、目やにでガビガビだった目は大きくて
きらきら光る目になり、ボサボサだった毛はつやつやで、
とてもきれいな子猫になった。

大きくなって、もう掌には乗らない。良く食べ良く遊び良く寝るコだ。
起きている間中うちの中を走り回っていたずらをする。
寂しがりやでずっと後をついてくる。　パソコンをしていると
決まってキーボードの上に座ってじゃれてくる。

玄関の外で遊ぶのが好きだったから、ドアを開けた隙に
気がつかないうちに出て行ったのかな・・・。
ドアが閉まってしばらくは入れてもらおうと鳴いてたんじゃないかな。
それから知らない人が通って、怖くて逃げたのかな・・・。

散々周りを探してみたけれど、どこにもいない。
どこか知らないところをお腹を空かせてとぼとぼと
歩いてるんじゃないだろうか。
怖さと不安でどこかの茂みでうずくまっているんじゃないだろうか。

帰巣本能って、生まれて４ヶ月でもあるのかな。
玄関ドアの前に置かれた自分の食器とご飯に気がついてほしい。