宅内LAN
最近新築する家は情報化住宅等々で宅内LANの配線をされることが多いと聞きます。もちろんうちもそれに習って…と書くのが普通なのかもしれませんが、実はうちはそれをやりませんでした。ユビキタス時代、いつでもどこでもだれとでも双方向コミュニケーションが可能な時代にあって、LANケーブルでネット接続環境が特定の場所に縛られるのは面白くないと。したがってうちの宅内LANは当初から無線LANで構築することに決めていたんです。なので宅内にLANケーブルは一本も走っていません。と、ところが最近になって気が付きました。実はご存知のように自宅は田舎にありまして、テレビの地上デジタル放送なんてのはまだまだ無縁の状態なんでです。と言っても2011年(だったかな?)には全国デジタル化されてしまいます。そこで今回新しく買うテレビは、初めてデジタルチューナー内蔵のものを買うことになりました。カタログを眺めていると、入出力端子の欄に電話回線MJとかLAN端子とか書いてあるじゃないですか。電話回線のほうについては、デジタル放送の特徴のひとつとして視聴者参加型番組だとかPPVなどで双方向通信が必要になる、なんてことをどこかで聞きかじっていたので知っていました。ところがLANのほうは全くと言っていいほど頭の片隅にすらなかったんです。そんなわけで宅内配線に話を戻すと、電話回線やテレビアンテナは全部屋に配線しRF端子やMJを設けることにしてあります。でもLANは全く配線してません。「そうか、今やLANに繋げるのはPCだけじゃないのね。家電製品もネットワークに繋がるんだ」と恥ずかしながら今頃気が付きました。ここ数年テレビやビデオを買っていなかったのですが、まったく時代について行ってない自分が情けない…こりゃなんとかしなきゃ!LANに参加させる可能性が高い機器を配置するのはおそらく、シアターをつくるリビングと天吊液晶テレビを設置するダイニングキッチンです。そこで光ファイバーの終端装置やルーターを置く予定にしているコーナーの壁面からLANケーブルをフレキ配管なしで直に天井をはわせてその2箇所に配線して貰う事にします。さっそく電気工事屋さんの携帯に電話し、その旨の伝えました。まだ電気配線の途中で天井を貼っていないので工事は簡単です。光ファイバー導入のための先行配管や将来観るかどうかも分からないスカパー当のCS用ケーブルまで先行配線してあるのに、このLANケーブルだけは必要なことすら知りませんでした。ほんとにぎりぎりのところで間に合った…