生きる事に精一杯で、物質的な豊かさが自分の幸せだと思い込み、自分を大切にするということ、心の豊かさを失っていった世代の人達。
「私は、自分の身を犠牲にして、家族の為、子どもの為に、今のこの幸せを手にしたんだ。」そう、何かに怒り震えながら、その人達は叫んでいた。
たくさんの思い込みの中で生きている人たちには、「自分の本当の心の声を聞いてあげて。そしたら、自然に幸せは得る事が出来るよ。」こんなシンプルで、楽天的に聞こえる言葉は、理解も出来ないし、聞きたくもないのかもしれない。「そんな、なんにも知らないあなたに、私がどんなに苦労して、このお金と幸せを勝ち取ったか分からないわよ。」その一言で、自分の前に大きな壁を作る。いっぱい、苦労して、傷ついて、そうやって自分を防御してきたんだろうな。。。その傷にちょっとでも触れるようなことをしたら、怒って人を遠ざけて、今のような孤独の中に生きる事を選んだ人達。自分の周りに要塞をはりめぐらせ、その守られた小さなスペースのなかで、必死に生きて来たんだろうな。。。
ほら、こんなに広い世界があるよって、教えてあげたいけど、そこから出るも出ないも、本人の選択なんだね。あなた達を愛しているから、尊重しているから、私はあなた達をそっとしておこうと思う。ただただ、私に出来る事は、遠くからあなた達に、光と愛を送ることだけ。。。
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最終更新日
2007年11月04日 18時32分28秒