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数字の8は、日本では「八」という漢字が表すように、末広がりとか、豊かさを表す数字です。 1という数字が、始まりの数であり、これから沢山経験を積んでいくというような数である一方、すでに経験を増やした8は、それまでに蒔いた種を収穫する(豊かさ)という意味があり、それは、カルマを清算するという意味もあります。それは、決して悪いカルマだけでなく、いいカルマもあります。過去に、いいことをしていれば、いい結果が来るし、悪いことをしていれば、悪い結果がくるという単純なことです。でも、本来、「いい」も「悪い」も人間が意味づけしているだけのことなので、結果に「いい」も、「悪い」もないのですが。。。 例えば有名な話で、松下幸之助さんのお話があります。彼の人生は、傍から見ればとても恵まれた環境で育ったようには見えません。親が財産をなくし、本人は9歳で、小学校を中退し、火鉢屋に奉公に出され、10人家族は離散。親兄弟は、次々に結核で亡くなっていき、本人も20歳のときに、肺をわずらい病床に伏します。そんな彼は、いつも「自分は、運が強かった。」というのです。 「わしは、学校にほとんどいけなかったからよかった。もし、大学でも行っていたら、分からない事も他人に尋ねることはしなかった。行ってなかったから、分からないのが当たり前。だから簡単にたずねる事が出来た。おかげでたくさんの人から良い知恵を貰って会社を発展させることが出来た。」というのです。また、「体が弱かったのが良かった。運が強かった。だから、人に仕事を思いっきり任せ、そして人も育ち、優れた人材になってくれた。もし、わしが健康ならば、自分で何もかもやってしまい、人も育たなければ、会社も大きくならなかっただろう。」とも言っています。 「いい」「悪い」と意味づけをするのは、あくまでも自分であって、人から見たもの、人の判断ではないのです。 カルマの関わる出来事は、自分でも説明が出来ないほど、苦しかったり、悲しかったり、怖かったり、感情もゆさぶられ、思考も、精神も、魂をも同時に揺さぶられることがあります。自分では、分かっているのに、どうしようも出来ないというような。。。 例えば、DVで、傷つけられてもその夫婦関係から抜けられない人も、その相手とのカルマの関係がそうさせている場合もあるかもしれません。不倫をしている人も、どうしても過去世に好きだった人で、自分ではどうしようならない。といって、ずるずると関係を引きずっている人もいるかもしれません。でも、そのカルマは、ある意味、神様からのギフトでもあるのです。それこそが、本来の自分に気づくチャンスなのです。経験に大きな気づきがあり、変化があるという、ただ自然のサイクルなのです。 その渦中にいるときは、自分ではどうしようもない時もあるかもしれません。そんな時は、素直にサポートを求められる素直さも必要かもしれません。 そして、どうせなら、結果、常に、「自分は幸せだ!運がいい!」と言っていたいですよね。 そしたら、本当の意味での、8本来の、豊かさが得られるのです
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最終更新日
2008年01月16日 23時45分54秒
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