カテゴリ:雑学日記
今日は雑談です・・・
防水加工と撥水加工の違い分かりますか? 防水加工とは、布地を樹脂でコーティングし水を通さないようにする加工・・・ 撥水加工とは、表面張力の低い物質を塗布し、布地の表面張力を低下させ水をはじく加工・・・ 防水加工の場合、空気・水蒸気も通しません、なので蒸れますね。 一方撥水加工、これは空気は通します、シリコンやフッ素を使うのが一般的です、フライパンのフッ素コーティングと一緒ですね、 この加工の欠点は圧力を加えると透過すること、なので雨ははじくけれど、表面に雨水が溜まってくると、徐々に透過してきますね、表面張力を低下させているだけなので、水は通すのですね。 テントの場合・・・ 表面は水をはじくように撥水処理、 裏地は水を通さない防水処理が望ましい、 これで透過した雨水も防げるわけですねついでに風の侵入も防げますね、撥水加工ははがれやすいので、時々撥水スプレーで再処理しましょう、 ちなみに通常各社から発売されている防水スプレーなるものは撥水剤であることが普通ですね、なのでこれらのスプレーで行えるのは撥水処理です、防水処理はできませんね。 結構臭い・・・ まあこれらの技術・・・ アウトドアより衣類に使われることが多いのですが・・・ 最近は透湿防水処理というものもあって、水の直径1~3ミクロンより小さく、水蒸気の直径0.0004ミクロンより大きい穴が無数にあいている特殊な膜でコーティングしたものもあるようです、 この場合中の湿気は透過し外からの雨は防ぐという優れものですね、スキーウェアはこの加工・・・ 今日は布地の雨対策技術のお話・・・ ではまた・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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