テーマ:今日のお出かけ ~(8130)
カテゴリ:新潟観光日記(社寺仏閣編)
こちらも染井吉野は葉桜となり、八重桜が咲き始めました。
こちらは三条市歴史民俗産業資料館の桜・・・ 思えば今回は随分と桜の日記を書きましたね、まあ私は「雅」だから・・・(笑) こちらの八重は白い・・・ 桜の色は何に影響されるのでしょうかね・・・ ずっと昔のお話ですが、桜の色が赤いのは、 桜の木は死体を抱いていて、その血を吸って赤く染まると考えられていたそうです、 桜染という染物は開花前の桜の枝を使って桜色に染め上げます、不思議なことに花の咲いた枝を使うと色は茶色くなり、花が散った後ではさらに茶色が濃くなるそうです。 木の吸った血液が幹を通って葉に伝わり花を赤く染める・・・ 昔の人が桜が死体の血を吸うと考えたのも不思議はないのかもしれませんね。 そんな怪談じみた話ができたのも桜の花が妖しいほどに美しく、人々に愛された証拠でしょう・・・ 桜の花は散り際が美しく、醜く枯れていくところ見ることがありません、 潔さを大切にする侍の心をもった日本人の気質にあっているのかもしれませんね・・・ ところでこの桜のバックに写っている建物・・・ 実は国の登録有形文化財です。 三条市歴史民俗産業資料館なのですが、旧武徳殿です。 武徳殿というのは平安時代の大内裏にあった殿舎の一つですが明治28年に設立された大日本武徳会の本部及び全国各地の道場についても平安時代の物に因んで武徳殿と称されます。 日本伝統の武道を奨励された当時の建築だけに、現存するものは文化財としての価値が高いものが多いようです。 この建物もその一つ・・・ ついでに歴史的価値のある場所をもう一つ・・・ お寺ですが・・・、法華宗の人なら分かるかな? こちらが入口・・・(本当は総門から内側は境内なんだけど、今は中にも道が通っているから・・・) 法華宗陣門流の総本山「本成寺」です山号は長久山・・・ 節分の鬼踊りは有名で日本三大鬼踊りの一つに数えられます。 見どころはこちらは・・・ 県指定登録文化財の三門(山門の変換間違いじゃないよ三門が正しいの・・・) 境内入口にある総門で1786年に建立された二重門、桟瓦茸で建物全体に朱が塗られていることから赤門とも呼ばれています。 こちらは市指定登録文化財 千仏堂・・・ 六角形の形をしたお堂ですね・・・ 内部は2つに区切られ前側が人々が礼拝する外陣、後ろ側が本尊を安置する内陣、内陣に千体の仏像を安置することから千仏堂と言われます、 こちらの千仏堂は正面に釈迦牟尼尊の坐像が安置され、左右に如来形の分身仏約千体が安置されているそうです。 これは鐘楼 ・・・ちょっと変わってますよね、鐘が全く見えない・・・ 余談ではありますが数十年前まで、このお寺に天然の温泉があったそうです、なんと硫黄泉!!・・・ とても良い泉質だったらしいのですが、40年ほど前に無くなり今は本成寺保育園に・・・ 残念・・・、入りたかった・・・ 今日は三条市歴史民族産業資料館と本成寺のお話・・・ 今日のおまけ動画は・・・ 本成寺の鬼踊り・・・ ではまた・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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