アウトドア～な温泉日記

今日は先日の富山出張のお土産のお話です・・・
富山のお土産の定番と言えば・・・


はいこれ！！、鱒寿司・・・
富山市内を中心に３０ほどの業者が製造しています、
今回の鱒寿司は高岡のホテルニューオータニ高岡のもの・・・（ＳＡで購入）

富山の鱒寿司の歴史は古く・・・享保年間に富山藩第3代藩主・前田利興の家臣吉村新八が、将軍徳川吉宗に鮎寿司を献上したときの製法が、現在の鱒寿司と同じで、この時に吉宗の絶賛を受けたとする逸話が現在の鱒寿司の起源とされています。
富山市にある鵜坂神社に、神通川で獲れた一番鱒を塩漬けにして春の祭礼に供えていたものが、江戸時代に現在の早ずしの形態をとる鱒寿司へと変化していったという説もあります。
まあいずれにしてもかなり古くからあったものであるということは確かなようですね。



今更説明はいらないかもしれませんが、
鱒寿司は桜鱒を使った押し寿司の一種でこのように木製の曲物の底に笹をしきそこに塩漬けにして味付けした桜鱒を敷き詰め酢飯を押し詰めて笹でくるみ、重石をのせて製造します、
通常はこの曲物の上下に青竹を当てゴムで巻き締めた状態で流通しますね。

富山土産の定番中の定番、私の父も北陸・関西方面に出かけると必ずこの鱒寿司を土産に買ってきてくれましたね・・・・
出張の多い私は毎回お土産は買えませんが、まあたまにはということで・・・
この鱒寿司は妻も息子も大好きで買って帰るとあっという間に無くなります、
もう十数年も前の話になりますが、富山に仕事で訪れた時、仕事先の方がせっかく来たのだからと気を使って昼に鱒寿司の弁当を出してくださいました、
その時は美味しく頂いたのですが、翌日、その翌日となぜか行く先々で鱒寿司が・・・
結局３日間で３個の鱒寿司を食うことになりました・・・、気を使って選んでくれた物、もう飽きたとも言えず頂いたのですが、
いくら好きな鱒寿司とはいえあれにはちと閉口いたしましたな・・・

やはり鱒寿司は１つを３人くらいで分けて食うのがちょうどよいようです、
もう少し食いたいと思うくらいがちょうどよい、これは鱒寿司に限りませんね・・・

同様の作り方で「鰤寿司」というものもあり、これも実に美味いのですが、鰤の時期は冬今は鱒が無難と判断し今回は鱒寿司といたしました・・・

さて、この「鰤寿司」「鱒寿司」を留める青竹・・・
我が家ではキャンプ中の遊びにも利用いたします・・・


この厚みのある孟宗竹と思われる竹の棒ですね、

これだけ厚みがあると使えましてね・・・


このように削って、竹トンボを作るんですね。

所要時間３０分というところでしょうか・・・
必要な道具は小刀１本と穴をあける錐、サンドペーパーなんかあると表面が綺麗に仕上がりますね、



表裏をただ削るだけ、さして技術も必要ない簡単なおもちゃですね・・・



後は丸い箸でもさしてやれば竹トンボの完成です、
これが意外とよく飛ぶんですよ・・・

今日は鱒寿司のおはなし・・・

ではまた・・・