テーマ:今日のお出かけ ~(8130)
カテゴリ:新潟観光日記(その他)
さてさて暑い日が続きますが、
季節は実りの秋となってまいりましたね・・・ 米どころ新潟もいよいよ収穫の時期を迎えました。 ここは「夏井のはざ木」というはざ木並木です。 昔はこのはざ木に黄金に実った稲をかけ、天日干しにする風景が米どころの秋の風物詩であったのですが、 今はすっかり天日干しは少なくなり、機械乾燥が増えておりますね。 日本人は米との結びつきが強い民族です、 米は飯として食べるだけに止まらず、米は米菓、清酒、団子と幅広く利用され、 米の副産物である稲わらは各種藁製品に加工され、米糠は糠漬けに利用されますね。 「コシヒカリ」「ササニシキ」「ヒトメボレ」ブランド米は数知れず、日本人の米に対するこだわりを感じますね。 さて、ここ新潟も全国有数の米どころではありますが、 私はなんとも白米の味が分からぬ者でしてね・・・ 新米にも平気で生卵やフリカケをぶっかける・・・ 見るに見かねた友人(農家)が、自宅用に作ったコシヒカリ、無農薬天日干し、当然混ぜ物もなし(通常魚沼産などのブランド米も別の米を混ぜる場合が多い) という、米好きがきいたら涎をたらしそうな米を送ってくれたのですが・・・ それでもわからぬ無粋な私・・・ 確かに美味しいのですがね・・・、美味いご飯もやっぱりご飯、ふりかけかけますね~ 酒の味ならわかるんですがね~・・・(笑) さてさて、ご飯が美味いとなると、その米で酒を造ったらさぞ美味い酒ができるだろうと思いがちで、 実際コシヒカリで造った酒なんてものもあったりしますが・・・ これは全く賛同できん愚かしいことで、 美味い米が、良い酒米であるとは限らぬものです。 酒米として有名なのは「山田錦」や「五百万石」「美山錦」に「八反錦」「たかね錦」などなど数ありますが、いずれも食う米としては美味くはない、 これらは酒造好適米、酒造りに適したコ米であって食うには適さぬ米でありますね。 酒造りに適したコメというのは・・・ ある程度粒が大きい 程よい線上芯白がある タンパク質や脂肪分が少ない 外側が固く、内側が柔らかい外硬内軟である 保水性に優れている などがあげられますね、酒造りに重要なのは米のデンプン質で、食べる米の旨味となるタンパク質や脂質は雑味の原因となる不要なものなのですね、 タンパク質や脂質の少ない酒米は食っても美味くないのは道理で、逆に言えばコシヒカリやササニシキで美味い酒が作れないのも道理なわけですね、 適材適所、食うには食用米を酒造りには酒造好適米を使うのが無難にして当たり前の方法であるということですね。 私のブログは薀蓄が多いなどと言われておりますが・・・ 普段の日記はこのような雑談ばかりでありますね、 ブログタイトルの「アウトドア~な温泉日記」、本来はキャンプと温泉の話題がメインであります。 時期は秋、そろそろ出動したいところですね~、もちろん「キャンプ」に・・・ ここにもわらアートがありましたよ・・・ 今日は「夏井のはざ木」のお話・・・ ではまた・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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