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アウトドア~な温泉日記

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2012年09月25日
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キャンプ日記もいよいよこれで終わり・・・
最後は定番の温泉・・・
20120917( 原町温泉ゆくら妻有1)

今回のキャンプ最後の温泉は「原町温泉 ゆくら妻有」です

泉質はナトリウム-塩化物泉、源泉温度57.4度、掛け流しです
料金は大人500円・子供300円ですが、またしても温泉ガイドのクーポン利用で大人100円引きです。
若干油臭のするお湯で、なかなかに浴感の良いお湯です、
まあ、臭いについては好き好きありますので嫌いの人もいるでしょうが・・・

いつもの温泉成分分析表を添付します・・・
20120917( 原町温泉ゆくら妻有3)

あまり気にしていないと思いますが、この温泉成分分析表には温泉に関する様々な情報が記載されています、
今度温泉に行く機会があったらぜひチェックしてみてください、温泉法で温泉成分分析表は掲載が義務づけられておりますので、どこの温泉にも必ずあります。

チェックするポイントをいくつか教えておきましょう・・・
源泉名と泉質は説明はいりませんね、

まずここには源泉温度が記載されています、
温度が低くても一定の成分が含まれていれば温泉として認められます、なのでこの源泉温度が低い場合は加熱している可能性が強いということですね。

次に源泉の所在地・・・
タンク車などで遠くから温泉のお湯を運んできてお風呂に使うというところも多く、その場合源泉は循環して使うのが普通です、量が限られますからね、
なので源泉所在地が遠く離れている場合は循環されている場合が多いですし、運べる量にも限りがありますので加水されている可能性も高いですね、
それに温泉というのは鮮度も大切ですので遠く離れているということは当然湯の鮮度は落ちることになりますね、炭酸泉など鮮度が落ちたら台無しですからね・・・

それに脇出量・・・
これも少ない場合には加水されていると思った方が良いですね、温泉資源も限られたもの、やもうえないでしょう、
また泉質によっては湯ただれなどおこす場合もありますので、加水が必ずしも悪いことであるとは限りませんけれどね・・・

ここまでチェックしたらいよいよ成分・・・
まあずらずらといろいろ書いてありますが、
こんなのを細かくチェックしていたら日が暮れてしましますので、これもポイントだけ・・・

まずは成分の総計・・・
溶存物質総計というのが温泉に入っている成分の合計、成分総計はガス性のものを含む成分の合計です
ガス性のものというのは湯の中に溶け込みきれない遊離硫化水素(硫黄泉に含まれます)、遊離二酸化炭素(炭酸泉に含まれます)などのことですね。
硫黄泉の場合この遊離硫化水素の濃度が高くなるといわゆる硫黄臭が強くなりますが、硫化水素は強力な毒性がありますのであまりこの濃度が高いと管理が難しくなりますね、
硫黄泉が好きな人はこの遊離硫化水素の濃度と、硫化水素イオンの濃度、それにチオ硫酸イオンの濃度をチェックするとよいですね。
これで硫黄泉のタイプも判別できるのですがまあ今回はその話は止めておきましょう・・・

後は代表的な陰イオンの濃度をチェック・・・
なぜ陰イオンをチェックするかと言いますと水溶液の性質は陰イオンの成分に大きく左右され陽イオンの成分にはあまり左右されないんですね、なので陰イオンの成分を中心にチェックします。
まず塩素イオン濃度・・・
 この成分が高いと塩化物泉になりますね、しょっぱい温泉になります、皮膚表面のたんぱく質や脂肪と塩分が結合し被膜上に覆うため温まりがよく「熱の湯」などと呼ばれます、食塩泉がこれに当たりますね。
次に硫酸イオン濃度・・・
 この成分が高いと硫酸塩泉になります、苦みがあり保温効果のほかに降圧効果があり「中風の湯」「傷の湯」などと呼ばれます、芒硝泉・石膏泉・明礬泉・正苦味泉がこれに当たります。
後は炭酸水素イオン濃度・・・
 この成分が高いと炭酸水素塩泉になります、皮膚表面の脂肪や分泌物が乳化して流れるので肌がすべすべになります、「美白の湯」などと言われますね、皮膚表面の水分が蒸散され体温が発散されるため清涼感があり「清涼の湯」とも言われますね、重層泉や重炭酸土類泉がこれに当たります。

まあほかにもありますがこのくらいチェックしておけば十分かと・・・

これでだいたいのその温泉の特徴が分かるわけですが、
最終的には入ってみなければわからない、まあここにかかれていることが全てではないということですね、
私は変に先入観を持たぬよう温泉成分分析表をチェックするのは入浴後・・・
浴感から予測する泉質との答えあわせのようなものかもしれませんね~
まあ外れることも多々ありますが・・・、人の感覚などそんなもの・・・

20120917( 原町温泉ゆくら妻有2)

今日は「原町温泉 ゆくら妻有」のお話と温泉成分分析表のお話・・・

ん?、おきてます?・・・(笑)

同じ温泉地でも源泉が違えば特徴もちょっとずつ違っていきます(時には大きく違っています)、
源泉そのものを楽しんでみると、いつもの温泉地でも別の楽しみ方ができるかもしれませんよ~
草津温泉などの有名温泉地にはいくつもの源泉がありますからね、草津温泉に行ったことのある方は多くともすべての源泉に入ったことがあるという方は少ないでしょうね(独自源泉もあるしね~)・・・
有名どころでも・・・「湯畑」「西の河原」「万代鉱」「白幡」「地蔵」「わたの湯」等々・・・
草津には行ったことある~という方・・・、さてさていくつの源泉に入りましたか?
小さな温泉地でも源泉が複数あることは多いもの(一つだけということの方が少ないですね)
次に行ったときには違う源泉で楽しんでみるという方法もありますよ・・・

ではまた・・・





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最終更新日  2013年06月09日 22時36分02秒
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