テーマ:日帰り温泉あれこれ(1032)
カテゴリ:日帰り温泉日記(中越編)
今日は先日行った温泉のお話、
寺宝温泉湯治館です。 泉質は単純泉、源泉温度30.4度自噴、掛け流しです。 若干濁りととろみのあるお湯でなかなか良いお湯です、 寺宝温泉は井戸を掘るボーリング会社が掘り当てた温泉で、以前はこの湯治館と日帰り温泉施設がありましたが、現在はこの湯治館のみが営業しています、 以前日帰り温泉施設があった場所は更地となっています、あまりきれいな施設ではありませんでしたが湯治館よりは休憩室も広くゆっくりできたのですが・・・ 建物がなくなって初めて気づいたのが・・・ 裏に神社があったこと・・・ 寺宝温泉のいわれは・・・ 説明書きでも読んでください・・・ 今日は泉質のお話・・・ こちらは自噴掛け流しを売りにしている温泉で泉質も悪くないと思います、ただし日帰り施設がなくなり湯治を目的とした施設のみとなりましたので日帰り客にはゆっくりしにくい状況となったのが残念ですね、 浴槽は男女とも温度の違う4つの浴槽がありいずれも掛け流しです。 単純泉(正確には単純温泉)というのは源泉温度が25度以上あり、、ガス性のものを除く溶存物質量が1000mg/kg未満のものを言います、 ガス性のものを除く溶存物質量が1000mg/kgを超えるものは塩類泉に分類され陰イオンの成分によりさらに塩化物泉(陰イオンの主成分が塩素イオン)・炭酸水素塩泉(陰イオンの主成分が炭酸水素イオン)・硫酸塩泉(陰イオンの主成分が硫酸イオン)に分類され、さらに陽イオンの主成分によって細分化されます。 こう書くと単純泉は成分が薄く温泉の魅力が少ないように感じますが、薄いと言っても溶け込んでいる成分によって個性的な温泉も多く一概に特徴のない単調な温泉というわけではありません。 日本にはこの単純泉に分類される温泉が多くあり、中には天下の名湯として知られる温泉も少なくありません、 単純泉は刺激が少なく万人受けする泉質のものが多いというのも特徴でしょうか・・・ 単純泉は療養泉の一つですが満たしている基準は温度(25度以上)ですので、何の成分もないただ雨水が地熱で温められただけの温泉もここに分類されます、玉石混淆と言えるかもしれませんね。 さてさて単純泉にも天下の名湯と言われる温泉が少なくないと言いましたが、有名な単純泉をいくつか紹介いたしましょう・・・ まず第一に日本三大古湯の一つ愛媛県の道後温泉が単純泉です、 他にも、栃木県の鬼怒川温泉、群馬県の老神温泉、神奈川県は箱根7湯のうち箱根湯本温泉・塔之沢温泉・木賀温泉が単純泉、 富山県の宇奈月温泉も単純泉ですし、山梨県の石和温泉も単純泉、岐阜県の下呂温泉、静岡県の伊東温泉・修善寺温泉・伊豆長岡温泉、滋賀県の雄琴温泉も単純泉・・・ 三重県の湯の山温泉も鳥取県の斐乃上温泉も大分県の湯布院温泉も単純泉 このくらい挙げておけば知ってる温泉の一つや二つあるのではないですかね~(温泉地にはいくつもの源泉がある場合が多いですので全てが当てはまるとは限りません) まあ単純泉にもいろいろあるということですね。 今年はどうも・・・ 雪が多いようで・・・ 光君は退屈・・・ こっちは天気は関係ない・・・ 今日は温泉のお話でした・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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