カテゴリ:新潟観光日記(その他)
一度のお出掛けをしつこく引っ張っておりますが、今日も柏崎のお話です・・・
お花見の後の日記ですね・・・ 赤坂山公園の桜はこれで終わり・・・ 今日はまあ基本的に太平洋側のブロ友さんはあまり見る機会のないものを紹介しましょう。。。 まあこちらでは見ようと思えば毎日見れる日常的な光景なんですけどね、 海沿いでない三条市では毎日は見れないけれど・・・ それは・・・ 海に沈む夕日!! 東京では見れまい!!、 まあその分こちらでは海から昇る朝日は見れませんけれどね・・・ 新潟では太陽は海に沈むもの、海から昇るものではありませんね。 この公園で松本ナンバーの少年サッカーチームの方に近くの観光施設の閉店時間をたずねられました、 「地元の方ですか?」って・・・、まあ地元でもないんだけどね・・・、まああなたたちよりは地元ですね・・・ まあ知ってるところだったので、教えてあげましたけどね・・・ 米山のフィッシャーマンズケープ、どうやら日本海鮮魚センターに行きたかったようですが・・・ まあここで夕日見ている時点でアウトですね~ もう閉まりますよ・・・ ああいうところは閉まるのが早いから・・・ 子供たちがえらいはしゃぎようで、 ナンバー確認したんですね、まあ松本ナンバーなら、子供たちは海を見る機会自体少ないのでしょう、長野は海の無い県の一つですからね。。。 もう沈みますね・・・ 沈み始めたら早いのですよ・・・ 1枚目からここまで十数分というところでしょうか?・・・ もう太陽は海の向こう・・・ 実は前回の日記のソルトスパ潮風からも夕陽を見ることができ、日没時間が書いてあるのですね。。。 ソルトスパ潮風を紹介するのは実は2回目で2011年の2月に一度紹介しています、 その時と変わったのが料金・・・ 以前は大人600円、子供300円(タオル別)だったのですが今は大人750円、子供450円(タオル付)訳あって値上げです・・・ 実は東日本大震災後の燃料の高騰で料金を維持できなくなったのですね。 脱原発は電力の直接的値上げだけでなく、燃料費の値上げを通して様々なものの価格上昇に影響を与えているのですね(原発の是非はここでは議論しません、それによる影響を指摘しているだけです) 原子力の比率が大幅に下がった分火力の比率がかなり上がっていますのでね・・・ 燃料のほとんどを輸入に頼っている日本、輸入できる量には限りがありますので当然こういう結果になりますよね。。。。 脱原発を選んだ以上これは避けては通れない道・・・ そしてもう一つ忘れてはならないことがあります、 それは原発は止めたらそれで安心というほど単純なものではないということです、原発は停止してもしばらくの間は稼働中と同じようにメルトダウンの危険を孕んでいます、 一度おこしてしまった核反応は簡単には収まらないのですね、廃炉にはまだまだ長い道のりが残されているのです、 この道のりは私たちの代では終わりません、残念ながら孫、曾孫へと負の遺産を引き継いでいかねばならないのです、 これは避けては通れない道です・・・、リスクから目を背けてはならないのです、これは原発を稼働してしまった者の責任・・・ 廃炉にした後の放射性廃棄物はどうするのか?、未解決の問題はまだまだたくさんあることを決して忘れてはならないのです・・・ これは世界最大の原子力発電所「柏崎刈羽原子力発電所」現在は停止しております、 運転を停止しているから安心、これで脱原発は終了と安易に考えていはしませんでしょうか? 原発の停止など脱原発のほんの入り口、そんなことで核の危険はなくならないのですよ・・・ まず・・・ 原発は制御棒を挿入しても半年~3年ほどは熱を出し続けます、この間は廃炉作業など一切できず、冷却を続けねばなりません、 冷却を怠ればメルトダウンを起こすことは原発の稼働中と同じ・・・ つまりここまでは常に水を循環させ続け、原発稼働中と同様の管理メンテナンスが必要となります。 やっと冷めた~これでようやく解体・・・ っと・・・そう簡単には行きません、原子炉の各部は放射能に汚染されています、原子炉の真下では現在許容されている線量で人間が作業できる時間はわずかに3秒しかないそうです、 人間にできないのならロボットにと考えるかもしれませんが強い放射能でロボットはまともに稼働しません、つまりロボットも使えないことも多いのです。 過去に商業用原子炉が廃炉解体された前例はないのです・・・、それはこの放射能汚染が原因・・・ この問題を何とか解決し上手く解体できたとしましょう・・・ 後に残るのは大量の放射性廃棄物・・・ 今度はこれの管理を数千年~数万年続けねばならない・・・ 人間が数千年、数万年管理を続けるなどということは不可能に近い、 これを可能にするためには、今後も原子力の研究をつづけ、半減期を短くする方法を見つけ出さねばならないのです、 原発はトイレの無いマンションなどと言われますが、現在もまだトイレは無いままなのですから・・・ 全国50数基の商業用原子炉を廃炉にするためにかかる費用は現在の予測で約60兆円・・・ しかし現在までに解体が実施された原発は一つもなく、実際にいくらかかるのかは不透明な部分も多い、 日本原電の東海原子力発電所の解体費用は当初200億強と見られていました、しかし現在見込まれている解体費用は930億円・・・ 莫大な費用と気の遠くなるような長い時間をかけてようやく脱原発、脱核が完了を迎えるのです。 現在、脱原発の流れから今すぐ全ての原発を廃炉に向かわせようという動きが強いですね、けれどね・・・ 今すぐ廃炉に向かって動き出しても現在日本に住んでいる全ての人間のうちだれか一人でも生き残っている間に廃炉処理が終わる可能性は限りなく0に近い・・・ 現在の完成されていない技術、足りない予算で廃炉作業を終えようとすると重大な不安が残ります、 現在の未完成な技術で核を封じ込め目に見えないところに隠してしまっても核は無くならない・・・ 放射能は地下深くに埋めようと海底深くに沈めようと長い期間を経過しない限り決してなくならない、それが地殻変動や天変地異で地表に現れないという保証もない・・・ 予測不能の事態は廃炉を推し進めた時の方にこそ潜んでいる気がしております。。。 放射能を防ぐ厚いコンクリートの壁とステンレスの容器が無事の間・・・、自分たちが生きている間無事ならそれでよい・・・、遠い未来のことなど私は知らない・・・、という考えならそれでよいのかもしれませんけれどね・・・ 記録に残る人間の歴史が始まってまだ数千年、それよりも長い時間、放射能は無くならないことを忘れてはいけませんね、 むしろ核は目に見えるところに置いて管理し(これを利用するしないは別の問題ですが・・・)、技術と資金を蓄積しながら、徐々に廃炉作業を進めていくというのが現実的な対応と思いますけどね・・・ いずれにしてもこれだけは決して忘れてはいけない、原発は止めたらそれで全て終わりではないということ・・・、核は見えないところに隠しても決して無くなりはしないということを・・・ 最後にいつもの光君・・・ 今日もラブリーですね~ 今日は日本海に沈む夕日のお話・・・ ではまた・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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