テーマ:日帰り温泉あれこれ(1032)
カテゴリ:日帰り温泉日記(足湯編)
久しぶりに月岡の足湯「湯足美」に行ってまいりました、
無料で利用できる足湯としては県内屈指であろと思います。 泉質もさることながら設備も非常に整っています、 屋付の館内には このような舞台が作られ、時間が合えば足湯に浸かりながら芸姑の舞を見ることもできます、 広さもありゆったりとしたつくり・・・ 湯は月岡の湯を利用しています、 月岡の湯は全国屈指の硫黄泉でその硫黄濃度は万座温泉に次ぐ第2位であるそうです、 弱アルカリ性のため白濁はせず淡い緑色の湯で、美肌泉として知られる名湯です。 写真では分かりにくいですが薄緑に濁っているのが分かりますでしょうか?・・・ 1年数か月ぶりに月岡の湯につかり(足だけね・・・)、一つ心配に思うことが・・・ 年々硫黄臭・硫黄濃度が低下している気がするのです・・・ 以前の月岡温泉は温泉街に入るとぷーんと硫黄泉特有の臭いが漂ってきたものですが、 かすかに硫黄の臭いはするものの、そんなに強烈な硫黄臭はしない・・・ 県内屈指の硫黄泉であることは否定するものではありませんが、成分表を見る限り、 全国2位の硫黄濃度を誇るとは思えない分量です。。。 硫化水素イオン・有利硫化水素併せて30mgそこそこ・・・、 硫黄泉の基準は2mg以上ですので濃い硫黄泉であることに違いはないですが、日本一の硫黄濃度を誇る万座温泉では硫黄分200mgを超えるところもあります、 もちろん使用している源泉で差は出るでしょうが、あまりに差がありすぎる、以前の月岡温泉はそれでも硫黄分70~80mgほどあったような気がするのですが・・・ 温泉は限りある資源、泉質が変化することはままある、これは仕方のないことではありますが、県内では珍しい良質の硫黄泉、 このまま硫黄分が低下を続けるのは何とも惜しいことでありますね・・・ 濃い硫黄濃度で名を馳せた温泉だけに・・・ さて、ここで一度月岡温泉の歴史について紐解いてみましょう、 月岡温泉は大正4年に開湯した温泉で、 当時日本は石油の需要が急激に高まり、各地で石油切削が試みられました、月岡もその一つで石油切削のためにボーリングしたところから石油ではなく湯が沸きだしたのがこの温泉の始まり・・・ 切削業者は落胆して引き上げましたが、湧き出た湯に湯小屋を作り利用したのが月岡温泉の始まりで、当初は炊事道具を持ち込んで自炊する湯治場的な温泉でした。 第二次大戦後大手資本が流入し全国トップ100に入るような巨大ホテルと開湯当時の湯治場的なホテルが混在する農村の温泉として発展していきました。 濃いアルカリ性の硫黄泉で特に美肌効果に優れるとされ磐梯熱海温泉、いわき湯本温泉とともに「磐越三美人湯」に数えられる名湯としてその名は広まっていきました。 これは各旅館に源泉を配湯する配湯小屋・・・ 月岡温泉は2015年に開湯100周年を迎えます、越後を代表するエメラルドグリーンの名湯・・・ う~ん、何とかならんものですかね~・・・ そうそう・・・ ここにも桜が咲いておりましたよ・・・ 入り口前には・・・ チューリップも・・・ 今日の新潟は雨・・・(月岡温泉に行った時の天気ね・・・) さて帰り道に・・・ 月岡わくわくファームによりました・・・ まあおやつタイムということで・・・ 米希舎の塩大福を・・・ 一応・・・ 名物の一つです・・・ 米希舎は餅菓子のお店ですので、大福や団子なんかが美味しいですね、 時期のフルーツを使った大福もあります、今の時期なら苺でしょうか?・・・ まあ今回は定番の塩大福ということで・・・ 他にも何軒か・・・ レストランやらパン屋やら入っておりますが・・・ ご飯時でもないし光君もいますので・・・ 食事はしませんよ。 こちらは産直品の販売所・・・ ここのジェラートも美味しいのですが今日は新潟は寒くてね・・・ とてもじゃないけれどアイスなんか食べれませんね~ ジェラート屋の前はストーブ炊いておりましたよ・・・ 今日は月岡温泉のお話・・・ 光君は・・・ 相変わらず帰り道はグータラしておりますよ・・・ ではまた・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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