テーマ:今日のお出かけ ~(8129)
カテゴリ:新潟観光日記(花見編)
公園に出かけると色とりどりのチューリップを見かける季節となりましたね。
ブロ友さんの日記にも庭のチューリップを掲載した日記も見受けられるようになりました、 さて今日は庭のチューリップとも公園の花壇のチューリップとも規模の違うチューリップを紹介しましょう・・・ これは五泉市のチューリップ畑のチューリップです、 庭の花としてのチューリップならせいぜい数十本、公園の花壇やイベント会場のチューリップでも数千本から数万本がいいところですが、 ここはチューリップの球根を生産するチューリップ農家のチューリップ畑ですのでその数は段違いに多く・・・ こちらのチューリップ畑では約150万本のチューリップが生産されています、 色とりどりのチューリップがまるでお花の絨毯のように地面一面を覆っています・・・ チューリップの球根はそのほとんどがお隣富山県とここ新潟県で生産されています、 全国に出荷される球根の実に98%が富山と新潟から出荷されています(富山県53%・新潟県45%) ホームセンターなんかで売っている球根にはオーストラリア産のものも多いですので一概には言えませんが、皆さんのご自宅の庭や公園を彩るチューリップも新潟か富山で生まれたチューリップかもしれませんね。 新潟県と富山県では県の花がこのチューリップなんですよ・・・ 今回は五泉のチューリップ畑を紹介しましたが新潟には胎内市などにも同様のチューリップ畑があります。。。 まあついでなので今日はチューリップの雑学をいくつか・・・ チューリップが日本に伝わったのは江戸時代後期・・・ しかし広く普及するには至らず、一般に普及し始めたのは大正時代、日本で初めて本格的な球根の栽培を始めたのが新潟市なんですね。。。 そのため新潟市近隣のチューリップ農家たちは新潟市が「日本のチューリップ発祥の地」であると自負しており、 その記念碑もあるんですよ(道の駅「花夢里にいつ」に・・・) チューリップ畑のチューリップ・・・ この畑のチューリップは球根を育てるのが目的なので 一定の時期で花は摘み取り・・・ 花ではなく球根に養分が行くようにします、こうして球根をより大きく育てるのですね。 本来チューリップ畑のチューリップは花はおまけでしかないのですね・・・ 価値があるのは球根の方・・・ それでも、花を摘み取られたチューリップはどこか寂しいものがありますね。。。 摘み取った花を使ってこんなものが作られていましたよ、 ただいまチューリップ祭りの真っ最中。。。 さて次の雑学・・・ チューリップの花言葉には「愛」に関するものが多くありますね、 チューリップの花はね・・・ 仕事に夢中になっている間に恋人を失ってしまった悲しい男の血から生まれたのですよ。。。 昔ある村にファルハドという青年がいました、 彼は村長の娘シリンと恋仲にありました、 あるとき村の井戸が枯れ、ファルハドは井戸を掘りました。 彼はただ掘ることだけに没頭し、その間に恋人のシリンが亡くなってしまったことを知りませんでした・・・ ファルハドの頑張りで村は再び井戸から水を得ることができるようになりました。 井戸を掘ることに夢中になりその間に愛するシリンを失ってしまったことを知ったファルハドは、 嘆き悲しみ、崖から身を投げて死んでしまいました。。。 ファルハドの体は砕け、たくさんの血が流れました、 そして流れ出た彼の血の中から真っ赤なチューリップが生まれたのです。。。 チューリップの原産国トルコの伝説・・・ 今日は五泉市のチューリップ畑のお話でした・・・ 光君は・・・ 餌で釣るとおとなしい・・・ ではまた・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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