アウトドア～な温泉日記

新津の鉄道資料館に行ってまいりました。


今日明日の２日間、３月に引退した上越新幹線２００系の先頭車両が一般公開されています。
新幹線２００系車両は東北新幹線・上越新幹線の開業に合わせて量産され７００両が生産されました、
２００系は初代新幹線の０系の派生型で耐寒・耐雪性を向上させた雪国仕様の新幹線です。
上越新幹線誕生当初から頑張ってきた車両ですが、本年３月１５日をもって営業運転を終了いたしました。


営業を終了した２００系の車体は・・・
先月２７日の深夜に新潟新幹線車両センターからこの新津鉄道資料館にお引越し・・・
本日までブルーシートにくるまれておりましたが、本日一般公開されました、
この車両は今日明日の一般公開の後、展示スペース工事のためしばらく見ることができなくなりその後再び一般公開される予定です。
３０年間頑張ってきた車両の老後はこの資料館で静かな余生を過ごすこととなります。


こちらは一緒に引っ越してきた「Ｃ５７型１９号機」、蒸気機関車です、
鳥屋野交通公園にあった車両ですが新幹線と併せて今後はここに展示されることとなります、
この機関車もこの後展示スペース工事のためしばらくは見ることができなくなりますね。
Ｃ５７は鉄道ファンの間で「シゴナナ」と呼ばれ「貴婦人」の愛称を持つ旧国鉄の旅客用蒸気機関車です。


Ｃ５７は３０両ほどが全国の公園や資料館で静態保存されておりますので、
ひょっとしたらブロ友さんの中でも近くにあるという方がおられるかもしれませんね、
ブロ友さんのおられるところですと・・・
東京（世田谷区・大田区・小金井市）・静岡（富士市）・愛知（名古屋市）・大阪（大阪市）・愛媛（西条市）・鹿児島（鹿児島市）にそれぞれ静態保存されておりますね。


もっとも今回の展示のメインは２００系新幹線の方で、このＣ５７はついでですが・・・
２００系新幹線は雪国仕様、ほとんどのブロ友さんはなじみがないかもしれませんね。
新潟では県内に初めて登場した新幹線ですので何ともなじみ深い車両でありますね、長い間お疲れ様・・・

新幹線がメインのイベントですので・・・


これは新幹線「あさま」のヘッド・・・


こっちは「あさま」の運転席のシート・・・

さて・・・
この資料館にはこの２００系の先輩も展示されています（車両ではありませんが・・・）


これは新幹線開業前、上野～新潟間を走っていた旧国鉄のＬ特急「とき」のシンボルマーク・・・
新幹線の開通に伴いＬ特急「とき」は姿を消しましたが、現在「とき」の名称は新幹線に引き継がれておりますね（一時は廃止されましたが・・・）
名前の由来は当然佐渡の「朱鷺」ですよ。
現在の「とき」はＥ２系新幹線、２階建てのＭＡＸはＥ４系新幹線です、今では２時間ほどで到着する新潟～東京の距離です・・・

館内にはほかにも・・・


様々な鉄道資料や鉄道の一部が展示されております（屋内展示）


なんだか懐かしいものもありますが・・・
これはかつて走っていた、新潟交通の電車、
白山駅前と燕市を結んでおりましたが１９９９年に全線が廃止・・・
この電車は新潟市内を走る路面電車でもありましたのでこれによって路面電車は新潟から姿を消すこととなったわけです。

この日は新幹線と機関車のお披露目イベントがありましたので・・・


こんなのがいろいろと・・・
まあ屋台に目の無い私は当然・・・



なにやらようわからん着ぐるみも・・・

こっちは酒飲みお父さん用かな？


このような器に入った日本酒も・・・
これは容器だけの値段ですが、中身入りは２９８０円でした・・・
あ～、私はこんな得体のしれない酒は飲みませんよ。



ミニＳＬもありました・・・

会場では車内の忘れ物販売なんかもやっていて、デジカメなんかもと～っても安く販売していたのですが。
こんなものも・・・


これって「とき」のエンブレムじゃないの？・・・

今日は新津鉄道資料館のお話・・・


２００系新幹線・・・
３０年間ありがとう・・・、ゆっくり休んでくだされ・・・




ではまた・・・