テーマ:今日のお出かけ ~(8129)
カテゴリ:新潟観光日記(花見編)
瓢湖水禽公園に行ってまいりました、
瓢湖はラムサール条約登録湿地で、渡り鳥の飛来地です。 瓢湖と言えばなんといっても・・・ 白鳥なのですが、さすがに初夏の陽気のこの時期にはほとんどおりません、 まあ帰るのを忘れたのんきな白鳥が何匹かいるだけですね、 瓢湖には蓮もたくさんあり夏には蓮の名所となりますが今の時期は・・・ たくさんの花菖蒲が咲いております。 瓢湖のあやめ園は広さ1.1ヘクタール、200種50万本の花菖蒲が植えられております。 あれ?、あやめ園じゃないの? っと思った方・・・ は~い、 ここのあやめ園に咲いているのはあやめではなく花菖蒲なんですね、紛らわしいですが・・・ あやめ園という名前のところでも実際にはあやめではなく花菖蒲ということはよくあることのようです。 そもそも「あやめ」、「花菖蒲」、「杜若」、それに西洋種の「アイリス」何とも紛らわしいのがこの植物でして・・・ まあ西洋種の「アイリス」は置いといて、「あやめ」「花菖蒲」「杜若」の見分け方は・・・ 湿原や水分の多い草原に生え花弁の付け根に黄色い目型模様があるのが花菖蒲 水はけの良い草原に生え花弁の付け根に網目状の模様があるのがあやめ 湿原に生え花弁の付け根に白い目型模様があるのが杜若・・・ なので黄色い目型模様のあるこの花は花菖蒲です。 花菖蒲の特徴はとにかく種類が多いこと・・・ 現在約5000種の品種があるといわれています。 大きく大別すると・・・ 江戸系・伊勢系・肥後系それに原種の特色を残す長井古種、それに海外から入ってきた外国種、 花菖蒲は東北で野菖蒲の色変わり種を選抜して園芸用に品種改良されたものと言われてます。 これが江戸に持ち込まれ、江戸系・伊勢系・肥後系の原型になったとされてますね、 長井古種は江戸に持ち込まれる前の特徴を残した品種と言われています。 さて花菖蒲の話はこのくらいにして・・・ 瓢湖のお話・・・ 瓢湖にはオニビシやハス、ヨシ、マコモなどがが生育しており、31科100種の鳥類の生息が確認されております、 毎年冬には6000羽ほどの白鳥が飛来し越冬します、白鳥の他にもオナガモやホシハジロなどのカモ類も多く飛来します、 白鳥は日中は周辺の田んぼにエサ取りに出かけるため、日中はカモの方が目立ちますね。 たくさんの白鳥がいる瓢湖を見たい場合には厳冬期の夕方が良いでしょう。 鳥類の他にもフナ・ヘラブナなどの魚類、オニヤンマやギンヤンマなどのトンボ類も数多く確認されており 1954年「水原の白鳥飛来地」として国の天然記念物に指定されています。 その後2005年に湖の一部が国定瓢湖鳥獣保護区に指定され、 2008年にはラムサール条約の登録湿地に登録されました。 湖周辺は瓢湖水禽公園として整備され、 白鳥が越冬する冬以外にも桜・花菖蒲・蓮などの名所でもあり四季折々の楽しみがあります。 まあ冬がメインの観光地であることは否めませんけどね・・・ 一応四季折々に見どころはあるのですよ・・・ 基本湿地ですので花菖蒲・蓮と湿性植物がメインとなりますね。 瓢湖はもともと人工的な溜池、用水池なんですよね、 紫陽花もそろそろ咲き始めましたよ・・・ まあでも瓢湖と言えばやっぱり・・・ 白鳥ですね、 白鳥が見たい人は冬に来てください。 今日は瓢湖水禽公園のお話・・・ ではまた・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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