カテゴリ:日帰り温泉日記(中越編)
寺泊きんぱちの湯に行ってきました
きんぱちの湯は佐渡沖の水深200mの海洋深層水を使っています。 温泉は温泉法で地中から湧出する温水、鉱水及び水蒸気その他のガス(炭化水素を主成分とする天然ガスを除く)と定められております、海水は地中から湧出しているわけではありませんので温泉とは認められません。 成分でいうと海水は多くのミネラルを含み温泉法の基準はもちろん療養泉の基準も満たしますので海水が地下水脈に入り込み地中から「湧出」すると温泉になります。 つまりは海水は地中から湧き出てさえいれば温泉になるわけですね、同時に療養泉の基準も満たしますので、泉質名がつけられ(大概はナトリウム-塩化物泉)薬理学的に医療的な治療効果が期待できる療養泉に分類されます。 一定の成分を含んでいれば温度に関係なく温泉として認められるのですね。 っと言うことでここは温泉ではありませんので、 温泉成分分析表はありません、海洋深層水風呂ということになります。 まあ成分的には強塩泉、ナトリウム-塩化物低温泉ということになるでしょうかね、 海水なので。。。 温泉と認められるためにはいくつかの条件があり、その一つが地中から湧出しているということになります。 ただし地中から高温のガスが噴き出ており、これによって川の水などが温められているものは、このガスが温泉として認められますので温泉になります、 面白いでしょ~ 地中から湧出している温水や水蒸気の内、以下の条件のどれか一つでも満たすものは温泉となります、 1、温度25度以上のもの つまりは温度が25度以上あれば何の成分もないただの水でも温泉となります。 2、溶存物質1000mg/kg以上のもの 逆に溶存物質が1000mgを超えれば温度に関係なく温泉となります、海水はこの基準を満たすので地中から湧出すると温泉になるわけですね。 3、特定の成分を一定量以上含んでいるもの 温泉にはこの「温泉法の基準」の他に「療養泉の基準」があり、温泉の中で特に薬理学的に医療的な治療効果が期待できるものは泉質名がつけられて療養泉となります。 療養泉の基準を満たしてつけられる泉質名は 1、塩化物泉 2、炭酸水素塩泉(重炭酸土類泉・重層泉) 3、硫酸塩泉(明礬泉) 4、単純泉 5、二酸化炭素泉 6、酸性泉 7、鉄泉 8、硫黄泉 9、放射能泉 この9種類だけです、温泉施設がつけた、てきとうな泉質名もありますので注意が必要ですね 表記は通常「酸性・含硫黄-ナトリウム・アルミニウム-硫酸塩・塩化物泉」というような形で表記されます。 ちなみにこれは上記の3且つ8且つ6且つ1ということになりますかね・・・ 単純なのは「ナトリウム-塩化物泉」なんて言う表記・・・ これは1ということになりますね。 他にも「ナトリウム-塩化物冷鉱泉」「弱アルカリ性単純硫黄泉」「「低張性単純泉」 なんて表記のされ方をする場合もありますが、これはそれぞれ「温度」「液性」「浸透圧」による分類を加えているだけで、 それぞれ1・8・4に分類されます なんだかよくわからない泉質名が書かれていた場合は温泉成分分析表を確認しましょう。 温泉成分分析表はその掲載が義務付けられており、そこに書かれている泉質名は上記のようなものになりますよ。 まあそれも信用ならんという人は・・・記載されている成分を見て自分で判断しましょうね、まあこれはひねくれものだね。。。 ちなみに・・・ ここは蟹専門店金八が経営する施設ですのでこんなコースもあります。。。 まあ本が蟹屋だけに。。。 目の前は海、この日はちょっと荒れ模様です。 露天風呂からも日本海が一望できます、 ただちょっと狭くなったような気が・・・ すぐ隣に・・・ 寺泊水族館があります。 今日は海洋深層水風呂 きんぱちの湯のお話・・・ ではまた・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[日帰り温泉日記(中越編)] カテゴリの最新記事
|
|