テーマ:今日のお出かけ ~(8129)
カテゴリ:新潟観光日記(社寺仏閣編)
三条の古いお寺に本成寺というお寺があります。
主に東日本・東海地方に寺院・檀信徒を持つ法華宗陣門流の総本山です。 毎年2月3日に行われる鬼踊りが有名で、日本三大鬼踊りの一つに数えられています。 まあ今は時期じゃないので鬼踊りはありませんが・・・ まあ秋の風情でも味わいに境内を・・・ さて法華宗というのは、日蓮が興した宗教で、 本尊は三宝尊、三宝尊というのは仏教の元である仏法僧を祀るための仏像で、仏の第一を釈迦如来・法の第一を法華経・僧の第一を日蓮としこれを一つにまとめたものが三宝尊ということになります。 お経というとよく耳にするのは「南無阿弥陀仏」というものですね、 これは南無「阿弥陀仏」、真宗などの本尊である阿弥陀如来に帰依しますという意味です、 法華宗の場合は本尊は阿弥陀如来ではありませんので「南無阿弥陀仏」は唱えず「南無妙法蓮華経」を唱えます、 南無というのが帰依しますという意味でこれは法華経の教えに帰依しますという意味になります。 ちなみに「なんまんだぶ」とか「なんまいだー」とかいうのは「南無阿弥陀仏」の発音がなまったものでこれは阿弥陀様・・・ さて日蓮宗が祀る釈迦如来、仏教の開祖「お釈迦様」のことですね。 よくダメになることを「おしゃかになる」なんて言いますが、なんでダメになるのが「お釈迦様」なのでしょう?、 昔江戸の金物細工の職人が、金物と金物を継ぎ合わせるときに半田を使っておりました。 半田は火が強すぎると溶けて流れてしまいうまくつながらずすぐに外れてしまう粗悪品となってしまいます。 そんな時職人たちは「あ~火が強かったんだな~」と言ったそうです、 江戸の言葉は「ひ」が「し」に聞こえることがあります、 「ひがつよかった」→「しがつよかった」→「しがつようかだ」 はい、四月八日、 何の日でしょう? 灌仏会、お釈迦様の誕生日です、 は~い「お釈迦様」になりました・・・ って、駄洒落ですな・・・ さて、 お寺のお庭も秋の彩となってまいりました、 木にひもが張ってありますね・・・ なにをしているのかわかりますか? 雪国では雪の重みで庭木がつぶれてしまわないように、 こうして囲いをするのですね。 これを雪囲いと言います。 日ごとに寒くなる季節、 もう雪囲いの時期なのですね。 これも雪国の秋の情景です・・・ 色づいた楓の葉に雪囲いされた松・・・ 雪国の情景です・・・ 雪というのは軽いものと思いがちですが 意外と重いものなんですよ・・・ ま、30分も除雪作業をすれば雪の重さを実感していただけると思いますが・・・ 今年はずいぶんと早く山に雪が降り始めましたね・・・ 地球温暖化で雪女も退屈してたのかな?。。。 暇つぶしに変な時期に雪を降らすのはできればやめていただきたいところですが・・・ 今日は本成寺のお話・・・ 光君は・・・ 元気です、 寒くなったのでそろそろ服を着させ始めております・・・ ではまた・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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