テーマ:今日の出来事(291573)
カテゴリ:新潟観光日記(その他)
当ブログも今日で開設1096日目、ついに3年が経ちました。
よく飽きもせず3年も続いたもので・・・、まあこれもブロ友の皆さんのおかげですね。 日頃の励ましと毒舌に感謝致してもります・・・ 3年間の総アクセス数134325件、1日の平均アクセス数123件。 日記記入率は59.6%、まあこれは50%くらいまで落とすつもりでおります。 アクセス数は記入率と相対関係にありますので、私のような不定期ブログ、それも自分から積極的にブロ友さんを増やそうという意思のないブログは、 一定のところからは伸びないようです、まあアクセス数は100を超えていれば十分と判断しておりますので、まあ良しとしましょう。 さて今日の日記は・・・ 新潟の秋の続きです・・・ まず酒屋・・・ これは我が家の行きつけの酒屋キムラ屋酒店です。 秋と酒に何の関係があるのかというと・・・ 秋は新酒の時期なんですね。 日本酒は夏にとれた米を精米し、枯らし、洗米して水に浸け、蒸し、麹を造り、酒母を造って発酵させ、 11月ころから新酒として販売され始めます。 最盛期は冬、吟醸酒などの吟醸造りは寒造りと言って冬に仕込むものが多いようです。 日本酒は年中出回っていますので季節というものを感じないかもしれませんが、 古来より新酒の時期は秋と決まっています。 一方冬を超え、夏を超え1年間ゆっくりと寝かせ熟成させた酒は「ひやおろし」と言って夏の終わり頃から出回り始めます。 これは晩夏の季節ものということになりますね。 これは杉玉、今は酒屋の看板、象徴のようなものになり、季節を感じるものとは言い難いものではありますが、 本来杉玉は酒を仕込んだ時に杉の葉を束ねて軒先に吊るし、これが茶色く色づいた頃、酒は飲み頃を迎えるというものだったのですね。 今年ももう杉玉が色づく季節を迎えました(この杉玉は毎年青葉を束ねて作っているものではありません) 新潟は日本酒の産地で、全国の酒の約7%を造っています、 なんだたった7%?と思われるかもしれませんが、大手酒造メーカー(月桂冠や宝酒造)のある灘・伏見で約半数の酒を生産しており、全国津々浦々に1600の酒蔵があります。 そのなかの7%というのは非常に高い数字で、兵庫(灘がある)・京都(伏見がある)に次ぐ全国第3位の出荷量です、ついで埼玉・愛知と続きますがいずれも4%前後の出荷量にとどまっています。 酒蔵の軒数も生産量第一位の兵庫県に次ぐ第二位で100軒を超える酒蔵があります。 酒も季節の風物詩、この日も下越村上の名酒蔵、宮尾酒造の〆張鶴の新酒が入荷しておりましたよ・・・ 〆張の生酒は初めてでしたが・・・ 一晩で空っぽになってしまったので写真はありません。 さて次の「さけ」・・・ 加茂川に鮭が遡上しておりました。 加茂川は内陸の加茂市を流れる川で、よくまあこんなところまで遡ってきたもので。。。 鮭は川で生まれ海で成長します、そして産卵の時期になるともう一度生まれ故郷の川に戻ってくるのですね。 海にいた頃は美しい銀色をしていた鮭の肌は、川を遡る時期になると赤く発色し、 枯れたブナの木肌のような色になります。 この変色した鮭を「ブナ」と呼び、海にいる銀色の鮭は「銀毛」といいます。 本来新巻鮭というのは適度に脂の落ちたブナを使って作るものなのですが、 最近は脂ののったものが好まれるため銀毛を使うことが多いようです。 まあでもブナも河口近くのまだ体力の残っている鮭なら味も悪くはないのですが、 こんな内陸まで遡り、弱り果てた鮭は食ってもまったく美味くはありません。 ここで鮭を捕まえるのは主にイクラの採取と稚魚の育成が目的でしょう・・・ 川の中の魚は撮影が難しくなんだかよくわかりませんが、 つがいの鮭です・・・ あれ?・・・ 光君はそんなところで何をしているの?、すっかり変色しちゃって・・・ 何をわけのわからんことを・・・ 今日は「酒」と「鮭」のお話し・・・ ではまた・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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