テーマ:今日のお出かけ ~(8129)
カテゴリ:新潟観光日記(その他)
白根の大凧と歴史の館に行ってきました。
新潟はなぜか凧合戦が盛んで、この白根をはじめ私の地元三条市、見附市などで凧合戦がおこなわれています、 中でも白根の凧合戦は有名で縦7m、横5m、畳24畳分もの大凧で競われます、 凧の大きさ自体は滋賀県近江市の凧揚げ大会などもっと大きなものもありますが(なんと畳100畳分!!国の選択無形民俗文化財です) 凧合戦の凧としては世界でも最大級のものと言えるでしょう。 この大きな凧が空中でからみあう様はなかなか見ものではありますが、 ここまで大きな凧になると華麗に空中で相手の糸を切って落とすというようなテクニカルな勝負は望めませんね、 最後はだいたい凧のついた綱引きになります。。。 まあこれはしょうがないね・・・ 大凧と歴史となっていますが展示の大半は凧です、まあ歴史というのはついでのようなもので、 後半にちょっとどこにでもあるような民俗資料館風の展示がちょっとあるだけ。。。 見る方も凧をメインに来ていますのでそれで良いのでしょう・・・ 白根の凧合戦の歴史は元文2年(1737年)に始まります、文献が残っていないため正確な起源は分かりませんが、 殿様から拝領した凧を揚げていたところ誤って落としてしまい、対岸の屋根を壊してしまい、 これに怒った対岸の住人がもっと大きな凧を作りわざと落として屋根を壊して仕返ししたのが始まりと言われています。 ハッハッハ、大人げないような気もしますね~ 白根の凧合戦は中之口川を挟んで東軍と西軍に分かれて行われます。 東軍の凧は引くと横に動くように調整されており、西軍の凧は引くと高く舞い上がった後に落ちるように調整されています、 こうして絡み合った凧を糸が切れるまで引き合って切れた方が負けという寸法です。 切れるといってもね・・・ 普通の凧糸と違ってこんな大凧を上げる凧糸は・・・ これ・・・(元綱、「もといと}と読みます) 直径2.5センチ長さ130m、重さは50kgもあります、 日本麻を3カ月かけて編み上げて作るんですよ~ この施設では売店でも・・・ 凧グッツを売っております・・・ お土産も凧にちなんで・・・ ちなみにこれは三条の六角凧・・・ 白根の大凧と比べると大きさはだいぶ小さいですが、それでも畳3畳分くらいはあります。 六角凧は三条市が発祥で、白根の凧合戦では巻凧と言ってこれの合戦もあります。 六角凧は縦骨を抜くとくるくると巻いて収納することができるのでこういわれるわけです。 三条の凧合戦は凧は小さいけれど空中で凧を落としあうテクニカルな凧合戦なんですよ~ こちらは見附の六角凧・・・ どうも和凧というと六角形のものをイメージしますね。。。 三条では和凧と言えば六角だから。。。 お隣見附でも一緒ですね。 六角凧なかなか格好がいいでしょう・・・ 収納にも便利で機能性も抜群!! こちらには各地の様々な凧が展示されているのですが・・・ 長くなったので今日はおしまい・・・ また今度・・・ まあ凧の館ですのでいろいろと・・・ 最後に光君・・・ 今日は凛々しいお顔ですね・・・ いつもグータラ寝ているわけじゃないのよ~~ 大半は寝ているけれど・・・ 今日は白根の大凧と歴史の館のお話・・・ ではまた・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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