テーマ:日帰り温泉あれこれ(1032)
カテゴリ:日帰り温泉日記(県外編)
さて高知からさらに西に行くとどこに出るか・・・
海を渡った先にあるのは日本有数の温泉都市、別府です。 別府温泉は2800もの源泉が湧き出る日本最大の温泉都市で(源泉数日本一) その湧出量は1日に137000KL、この量は同じく日本有数の温泉都市である草津温泉の実に3倍にもなります(湧出量日本一) 街全体に温泉が点在するまさに温泉都市です・・・ 2800もの源泉がありますのでその泉質も様々で別府の泉質はこれ!!とは言えないのも特徴でしょうか。。。 まあせっかく行くのですからとりわけ個性の強い湯に入ってみましたよ・・・ 別府温泉保養ランドです。 別府にはたくさんの源泉がありますがその中心になるのが八つの温泉街で、 別府八湯などと言われています。 別府の温泉街の中心を形成する「別府温泉」 海岸近くに位置する「浜脇温泉」 そこから朝日川上流の斜面に位置する「観海寺温泉」 そのさらに奥の「堀田温泉」 別府温泉からフェリーターミナルを挟んで逆側には「亀川温泉」 そこから山の方に上ると湯けむり漂う「鉄輪温泉」 その奥には血の池地獄や龍巻地獄のある「柴石温泉」 で、最後に残ったのが伽藍岳の中腹標高400mの所にある地熱地帯に位置する「明礬温泉」 今回行ったのはこの明礬温泉です。 明礬温泉は江戸時代から明礬の採取が行われていた古い温泉地帯で、 泉質は「酸性明礬緑礬泉」、今の泉質表記だと「酸性・含鉄-アルミニウム-硫酸塩泉」ということになるでしょうか? 別府明礬温泉の湯の花製造技術は国の重要無形文化財に指定されています。 別府温泉の開湯は古く宝亀2年(771年)とも言われていますが、広く天下の名湯として広まったのは別府と大阪を結ぶ別府港の開港からとなります。 「山は富士・海は瀬戸内・湯は別府」別府観光の父、油屋熊八の登場により別府温泉の名は全国へと広まっていきます。 別府では源泉を地獄と称し、血の池地獄、白池地獄など多くの地獄(源泉)を回る地獄めぐりが観光の目玉となっています。 この別府温泉保養センターにはその地獄(源泉)の一つであった紺屋地獄源泉があります。 館内にはコロイド湯という強く白濁した浴槽があり、 これだけでもかなり良い泉質なのですが、この施設の温泉はこれはほんの序の口で・・・ ここから下に降りたところには、この施設の名物でもある泥湯があります。 ここでは温泉とともにミネラルを含んだ鉱泥が湧き出しているのですね、 この泥に浸かるのがここの目玉でしてね・・・ 入ってみた感想としては・・・ これは良い!!、極上の温泉です・・・ 湯に浸かりここに住みたい!!と思ったのは草津に次いで2度目のことです。。。 ちなみにネットでの評価は・・・ 賛否両論、大絶賛、日本一の湯だと書いてあるものもあれば、えらく酷評されているものもあります。 まあ個性の強い湯とはこんなもので、万人向けの湯ではないということですね。 なにしろ浴槽の底は泥で覆われヌルヌル(下は土と泥です)、ここでなにか物を落とそうものならもう2度と出てくることはないでしょうね・・・ それともう一つ・・・ この温泉、泥湯は混浴です。。。 ちょっとちょっと、混浴と聞いて鼻の下伸ばしてるお父さん、ダメですよ・・・ 別府の泥湯は透明度はほとんどなく、湯に浸かってしまえば首から下は全く見えませんので女性の方はご安心を・・・ ちゃんと女性用の入口は男性から見えないように配慮されてますからね、安心して入りましょう・・・ まあ湯に浸かってる限りは絶対に見えませんので大丈夫です。。。 透明度はたぶん数ミリ、1センチ先は全く見えないくらい濁っておりますので・・・ 紺屋地獄源泉の噴気は硫黄分を多く含み、館内のコロイド湯は若干硫黄の匂いがします。 あ~極楽極楽・・・ 実は九州に上陸したのはいいとして用があったのは別府ではなくて天草・・・ 九州の反対側です、別府は通り道によっただけで、後ろ髪引かれつつ先へ。。。 「別府~~、また来るからね~」 天草の泊まりも温泉です・・・ ここはなんの変哲もない単純泉でしたな・・・ 写真なし。。。 夕食に・・・ なんだか嫌なものが付いています・・・ 「メロン~~!!」 出されたものは仕方がない・・・、一口でも食べるのが私の流儀で・・・ 食わず嫌いはあきません。。。 以前食べた時はもうあまりの不味さに・・・・、口に入れたものを吐き出すわけにもいかず、死ぬ思いで飲み込んだのでした・・・ 恐る恐る口に・・・ あれ?、不味いけれど食べれないほど酷くはないね・・・、なんとか食べれる・・・ ということで完食!!、偉い!!、凄い!! 帰り道・・・ もう一度別府によったのですが着いたのは夜、出発は早朝で、ホテルの温泉しか入れませんでした・・・ 別府温泉と亀川温泉の間くらい、万人受けする単純泉・・・ まあ別府も海岸近くの温泉は比較的癖の少ない温泉が多いようです、 「別府温泉」とか「浜脇温泉」とか・・・ でも評価の高いのはむしろそういった温泉の方でして・・・ 個性的な源泉は嫌いな人は嫌いですからね。。。 さあ、別府とはもうサヨナラです・・・一路四国松山へ!! 「別府~~、また来るからね~、別府~~」っと実は九州で用があるのはたいがい熊本か福岡で大分に用はない・・・ また来れるのか?。。。 今日は別府温泉のお話・・・ ではまた・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[日帰り温泉日記(県外編)] カテゴリの最新記事
|
|