テーマ:博物館・資料館めぐり(144)
カテゴリ:新潟観光日記(その他)
小千谷に行きました。
小千谷にはいくつか誇るべきものがあります。 まずひとつめ~ 世界無形文化遺産・・・ 小千谷縮です。 小千谷は日本を代表する織物の産地で西の宮古、東の越後といわれています、 この越後の織物の代表が小千谷で作られる越後上布です。 ここは織物の産地ですので機織り体験ができます。 越後上布・小千谷縮と名乗るには厳しい基準があります。 1.すべて苧麻を手うみした糸を使用すること。 2.絣模様をつける場合は手くびりによること。 3.いざり機で織ること。 4.シボとりをする場合は湯もみ、足ぶみによること。 5.哂しは雪哂しによること。 この条件をクリアーしたものだけが正しく越後上布・小千谷縮を名乗ることが許されます。 機織り体験はこの機織り機を使うようです。 小千谷には小千谷縮の他に小千谷紬というものもありましてね・・・ これにも厳しい基準があり、原料は玉糸と真綿の手紡ぎ糸でなければなりません。 1200年前に生まれた越後上布の技術が絹織物に生かされ250年ほど前に生まれたのが小千谷紬です。 小千谷縮の陰に隠れがちな織物ですがこの小千谷紬もまた小千谷が誇る伝統工芸の一つです。 小千谷には蕎麦の文化も根付いており、いわゆる「へぎそば」はこのあたりで生まれた蕎麦です。 もともとはこの織物の仕上げ用の糊に使われていた布海苔を蕎麦のつなぎに使用したのが「へぎそば」の始まりです。 さて、次も世界に誇る小千谷の名物・・・ 四尺玉です。 170cmの我が家の息子と比べてもこの大きさです、 こんな巨大な花火玉が800m上空で大きく花開きます。 長らく世界最大の打ち上げ花火として世界の頂点に君臨してきた四尺玉ですが、今年の10月埼玉県鴻巣市のこうのす花火大会で29年ぶりにその記録が更新され、 世界一の座を降りました、 かつては長岡と競った世界一の大花火、29年の長きにわたって世界の頂点にいた片貝の4尺玉、まあこれもまた誇るべき小千谷の文化・・・ はい次々!! 小千谷と言えばこれ!!、この池の中・・・ 小千谷は日本有数の錦鯉の産地でしてね。。。 実は錦鯉が見たいというのでここに来たのでした・・・ 泳ぐ宝石錦鯉。。。 これだけ見事なサイズになるともういくらするやら。。。 均整のとれた体格、 上から見たときの美しい模様・・・ 泳ぐ宝石です。。。 日本では錦鯉が泳ぐ広い庭など作れない時代、 観賞魚は熱帯魚にとってかわられ錦鯉の需要はあまりないと思われがちですが、 実は逆に海外ではこの美しい錦鯉が大人気なのだそうで・・・ 捨てる神あれば、拾う神あり、面白いものですね。 最近では国内向けに水槽で飼える小さな錦鯉も開発されているようです。 まあ池のある大きな邸宅など夢のまた夢の今の日本ではそんなものでしょう・・・ ちなみに鯉がメインのこの施設の池は・・・ 異常に深いです。。。 まあこんな池は一般家庭には。。。 ちなみに品評会で優勝するような錦鯉は今でも1000万前後の価格で取引されます、 まさに泳ぐ宝石ですね、買った翌日に死んでしまったらショックで当分立ち直れないでしょうね・・・ 鯉は意外に長生きで健康な鯉なら50~70年くらい生きるそうですよ。 今日は小千谷いろいろでした・・・ ではまた・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[新潟観光日記(その他)] カテゴリの最新記事
|
|