テーマ:日帰り温泉あれこれ(1032)
カテゴリ:日帰り温泉日記(中越編)
さて、我が家の湯めぐりもついに100軒目・・・
記念すべき100軒目の温泉は・・・ 蓬平温泉の2軒目、 招福の宿、福引屋です。 今年は妙に早く雪が降ったので・・・ 外はこのありさまです・・・ ここは蓬平温泉でも最奥の宿、あまり雪が降られると行くのが大変なので先に行くことにしました。 蓬平温泉の開湯のもととなった高龍神社に最も近い宿です。 こちらの温泉も独自源泉のようですが、泉質は前回の和泉屋と同じく 単純硫黄冷鉱泉です、こちらも源泉温度が低く加熱循環のようです、 蓬平温泉は県内の温泉でもアルカリ度の高い温泉で、美肌効果に優れています。 高いアルカリ性の温泉は古い角質を溶かす効果があり美肌効果に優れています。 ph7.5以上で弱アルカリ性泉、ph9以上でアルカリ性泉に分類されます。 ちなみにこの福引屋の温泉のphは9.5、先の和泉屋はph9.3です、 アルカリ性の温泉はph11くらいのものがありますが、ph12~13くらいになってくると今度は逆に入浴に適さなくなってきます。 というのもアルカリ度が上がりすぎph13くらいになると肌そのものが溶けてしまい爛れます、まあph11前後が入浴できる限界のアルカリ度ということですね。 アルカリ性の温泉がぬるぬるするのは石鹸と同じく肌の表面を溶かしているからで、これが美肌効果のもととなります。 さて福引屋・・・ 内装、浴室の造りといった設備的な面でははっきり言ってこの間の和泉屋のほうが良いように思います。 しかし福引屋は高龍神社のすぐそばにある温泉で、高龍様の御加護か、 泉質はこちらの方が優れているようです。 湯だけを比べれば和泉屋よりもこちらの方が良いでしょう。 ちなみにこの甕の中身はまたしても、薬草茶です。 茶はこの福引屋のもののほうが飲みやすくて美味しいです。 とまあ、それぞれに良いところがあるようです、 蓬平温泉の開湯伝説は楠正成の弟の正義公の家臣、高野木民部永張が足利勢との戦闘で重傷を負い前後不覚に陥ったとき 高龍様の化身の白髪長髭の老人が現れ教えてくれたのがこの蓬平温泉だったそうです。 この霊泉で高野木民部は全快し、その後村人に伝えたのが蓬平温泉の始まりだと伝えられています。 蓬平温泉は高龍様の霊泉というわけです。 商売繁盛の神、高龍様の霊泉の宿ですので、まあ招福の宿というのもあながち・・・ 破顔一笑福来たる、 福を呼ぶ湯といったところでしょうかね・・・ 温泉成分分析表は・・・ ちょっとボケて見難いですがまあどうせ誰も読んでないと思われるので良しとしましょう・・・ まあそれに和泉屋の時にも書きましたが結局のところ温泉は入ってみなければわからないということで、 濃ければ良いというものでもなく、加熱しているから温泉の赴きがないかというとそうでもなく・・・ まあ結局のところ成分表だけ見ていてもわからんということですな・・・ しかし温泉成分分析表が温泉のレシピを表しているのもまた事実で、 ここには様々な情報が記載されています。。。 まあせっかく掲示してあるんだからやっぱりしっかりと見ましょうね・・・ チェックチェック!! それにしても・・・ 招福の宿というだけあって縁起物がいっぱいですね・・・ 隣りには商売繁盛の神社があるし・・・ ということで・・・ 今日は招福の宿 蓬莱館 福引屋のお話でした・・・ 日曜日にネタを仕入れてきたのでしばらくネタのストックができました・・・ ではまた・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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