テーマ:日帰り温泉あれこれ(1032)
カテゴリ:日帰り温泉日記(下越編)
さて今日もまた温泉の日記です、
今日のお温泉は市民福祉交流センター加茂美人の湯です。 今回この温泉にしたのはこの翌週からこの施設が源泉メンテナンスのために温泉の利用を一時中止するからです。 加茂美人の湯は県内屈指の強塩泉なのですがこの濃厚な源泉が災いして度々スケールが原因の源泉トラブルに見舞われています。 一時は完全に源泉の利用を止め入浴剤による営業を行っていたのですが、 新たに源泉を斜めに掘削し、加水しながら引き揚げることによってスケールが溜まるのを抑え、再び源泉の利用を始めました。 気になる温泉成分分析表は、 こんな感じです、 再びしばらくの間は入浴剤での営業になりますので、 温泉営業のうちにと思いましてね・・・ 県内屈指の強塩泉といってもだいぶ加水されてますので泉質はかなり穏やかです。 小さくても加水なしの浴槽が欲しいところですが先のような事情もあるので仕方ないのでしょうね・・・ 加茂の山間部に位置し結構雪が降ります。 外はこんな感じ・・・ 加茂市は全国有数の家具の産地です、 中でも有名なのが桐箪笥ですが、箪笥に限らず多くの木工製品の工場があります。 木工で名を馳せた街ですので、建具屋なんてものが結構あります、 その建具の技術を生かしてこんなものが・・・ 粟ケ岳の山脈を表現した建具ですがこの建具。。。 このような緻密な組子細工によって作られています。 県内有数の木工の産地ですので・・・ 桐ダンスなんかは今はあんまり使うことも少ないかもしれませんが、 桐の木は成長の早い木で昔は女の子が生まれると庭に桐の木を植え、そのこが嫁に行くときにこの桐で箪笥を作ったといいます。 東北を中心に生産される民芸ダンスは欅などを使うことが多く、中でも岩手の岩屋堂箪笥なんかが有名です。 硬く丈夫な欅の木は虫がつきにくいという特性も備え、古くから箪笥に適した材料として使われてきました、 一方桐の木は・・・ 軽く調湿性に優れた桐の木は中の着物を湿気から守りカビの繁殖をおさえます、 桐は湿気の多い場所では膨張し中の着物を守ります、 これまた箪笥に適した材料として古くからつかわれてきました、 欅と違って木目が穏やかなのでどちらかというと女性的で穏やかな風合いの箪笥になりますね。 古くなって色褪せてもまな板のように削り直すことによって新品同様に生まれ変わるという特性もありますね。 まあとは言っても・・・ 値段はけっこう高い、何しろ伝統工芸品ですので・・・ さてついで・・・ 燕市に「銀の麦」というパン屋さんがあります、 以前紹介した三条のリリパットから独立した店でしてね・・・ なかなか美味しいパンを焼きます。 これは塩バターを使ったロールパン、 ちなみに私はパンはこういうのが好きです・・・ 嫁の希望で甘いのも・・・ 「当然くれるんだよね・・・」 「良い子にしてたんだから。。。」 今日は加茂美人の湯のお話でした・・・ ではまた・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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