テーマ:気の向くままに 史跡散策(45)
カテゴリ:新潟観光日記(社寺仏閣編)
さて今日は最近の外出で数少ない温泉以外の日記です。
弥彦神社です。 越後一宮、創建はは不明です、 神武天皇の大和国平定後、天香山命が勅命を受け越国を平定、開拓に従事と伝えられています、 天香山命は地元民に漁撈や製塩、稲作、養蚕などの産業を教え越後国を造った神として弥彦山に祀られたとされていますので弥彦神社の創建はその時、越後国ができた時ということになるでしょうか? 弥彦神社は越後開拓の祖として信仰を集め社殿は古代より朝廷・将軍家、武将等により、たびたび造営・修造され美麗を極めたと伝えられています。 明治45年門前からの大火により本殿以下その殆どを消失、越後一宮の焼失は越後の人々に大きな衝撃を与え、その再建が望まれました。 大正5年、県民の熱意を受けて現在の社殿が再建されました、 ということで今年は弥彦神社が再建されて100年目の年ということになります。 神社の参拝作法は一般には2礼2拍1礼ですが、これは明治維新後に統一された作法で、国家神道普及ののための手段の一つでもありました。 弥彦などの一部の古社はこの統一に従わず、古くからの独自の作法を維持してきました、 なので弥彦神社の参拝作法は通常の2礼2拍1礼ではなく2礼4拍1礼となります。 日本の神社でもこのように独自の作法を維持している国はごくまれです。 国家神道の影響を受けず、確固たる信仰対象としてその威信を保てた神社は極わずかだったということです。 この弥彦神社の鳥居はは日本有数の大きさを誇りその高さは30mを超えます。 かつては日本一だったのですけれどね、今抜かれて何位だかは知りません・・・ しかしこの大鳥居・・・ 弥彦神社のだいぶ手前弥彦の村役場のあたりにあるんですよね。。。 神社の鳥居は結界の名残で、鳥居は神域と人の住む世界を隔てる境界、こんなところに鳥居があると村の大半は神域で、人の住む世界ではないということになってしまいますね。 これではおちおち立ち小便もできませんな、何しろ神域ですので・・・・ これは弥彦の御神木・・・ こんな歌が読まれています。 これは・・・ 酒屋の御神木というところでしょうか? もっともこの杉玉は酒屋ではなく温泉旅館の入口に飾ってありましたが・・・ 杉玉というのは酒の熟成度合いを知れせるために酒屋の軒先に吊るされたもので、 今はなんとなく見栄えがいいのでこのようにインテリアのように扱われていますね。 弥彦に来たらやっぱりこんにゃくが・・・ 店によって若干形は違いますが、まあこのように三角に切ったこんにゃくを割り箸に刺すのが一般的でしょうか? このこんにゃくは年末年始や菊まつりといった観光客が多い時よりも何にもない暇な時期の方が味が良くしみていて美味しい傾向にあります。 込む時はやっぱりどうしても煮込みが足りないというか味の染みが悪いような気がします。 こんな感じの門前店、土産物屋で売っています。 えーとこれ以外は温泉しか行ってないのでまたしばらく温泉の日記となります・・・ 今日は弥彦神社のおはなし・・・ ではまた・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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