カテゴリ:新潟観光日記(花見編)
別の日のお話ですが今日も弥彦のお話です。
毎年恒例弥彦の奉納菊まつりの時期となりました。 去年は残念な結果となった弥彦の菊まつりですが、 さて今年はと言いますと・・・ 昨年とは打って変わって実に見事、近年でも最高の出来ではないかと思います。 まあ菊の専門家ではないので詳しいことはわかりませんが、 「見事」の一言に尽きます。 このような品評会の菊は自然美とは違います、 人が膨大な手間暇をかけて育て上げた人工美です。 今年の菊は全体的に高いバランスで仕上がっており、昨年とは全く比較にならない出来の良さです。 普段は菊まつりの写真と言っても写真映えのする「厚物」ばかりだったのですが こう見事な菊だと・・・ こういうのは「管物」と言います、 7つ咲いているので7本仕立て、 7つの菊を高さ大きさをそろえて同時に咲かせるのが技術です。 こういう管物系の菊は痛みが早く写真映えしないのであまり掲載することはありませんでしたが、 いやはや見事、脱帽ですね。。。 定番の大菊数咲き、これも見事な出来栄えで・・・ これは懸崖作り、よく見かけるこういうのは「前垂れ型」と言います。 これもこっちの方が写真映えするので今までは前垂れ型ばかりの掲載でしたが、 こっちは「静岡型」・・・ 実に見事です。 杉木作り、 昨年はこの杉木作りもバランスが悪くとても杉木には見えない状態でしたが、 今年は良いバランスに仕上がっていますね。 お見事です。 古典菊3種を織り込んで作る弥彦作り・・・ まあ弥彦の菊まつりですから弥彦作りはね~~~(弥彦発祥です) 昨年までは見栄えのしないこれらの菊は省いていましたが今年は出来がいいので・・・ まあ後は適当に楽しんでください・・・ 薔薇の花も独自の愛好者が多いですが、 菊もです、日本の花としてはこちらの方が先輩ですな・・・ 長い伝統の中で育まれた高い技術はもはや自然美とはかけ離れた造形美を作り出しています。 こういうのは「一文字」と言います。 個人的にはあまり好きでない菊の形の代表ですね・・・ 台紙がないとすぐにダメになってしまいます。 台紙があっても痛みは早い・・・ 菊の作り方は一番一般的なのが3本仕立て、 大菊を高く3華、高さバランスをそろえて同時に同じ大きさで咲かせます、 1華だけを咲かせるのが1本仕立て、 菊は基本奇数で咲かせます、1本仕立て、3本仕立て、5本仕立て、7本仕立てです。 3華を高さを低く咲かせるのがダルマ作り、 1華を高さを低く咲かせるのを福助作りと言います。 素人でも比較的手を出しやすいのが福助作りです。 もっとも私は・・・ 園芸に興味がないので見るだけです。。。 菊のついでに・・・ もみじ谷で紅葉狩り・・・ 夜の写真は苦手です、やっぱりうまく撮れませんね。 今日は弥彦の菊まつりのお話し・・・ ではまた・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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