テーマ:日帰り温泉あれこれ(1032)
カテゴリ:日帰り温泉日記(中越編)
さて今年もこれが最後の日記となりました、毒舌飛び交う当ブログに飽きもせず訪れてくださった皆々様に感謝するとともに、
来年も皆様が健康で幸多き1年を過ごせるようお祈りいたします、 当ブログで私が吐く毒に当ることもなく今年一年を健やかに過ごすことができた皆さまなら大丈夫でしょう。 最後の日記は当ブログの看板である温泉です。 今年最後となる温泉は、越後とちお温泉「おいらこの湯」でした。 泉質はナトリウム-塩化物泉、とろみのある湯でなかなか良い湯です。 料金も比較的安めの400円です。 たびたび掲載しているこの温泉成分分析表ですが、温泉に行ったらこれを見るという人がどの程度いるでしょう? そもそも泉質というものを意識して温泉に入ることがあるかどうかというと・・・ まあ無いというのが普通でしょう。 いつも分析表の全てを掲載していますが、まあ気になるのはここの部分でしょうね。 たびたび湯触り、トロミということを強調してきた「越後とちお温泉」ですがこうして成分表を見るとかなり高濃度の塩化物泉であることがわかります。 塩素イオン濃度は1万を超えています、海水のような濃度です。 さて温泉に行って一般には泉質とはどの程度気にするものなのか? このたび観光経済新聞社が主催する「にっぽんの温泉100選」が発表されました。 温泉100選は素人の口コミではなく、旅行のプロである旅行会社の投票によって決まります。 大手、中堅旅行社50社に加え楽天などのオンライン旅行社、旅行部門を持つ鉄道会社の社員などが記名投票して決定します。 旅行のプロが選ぶお勧めしたい温泉ランキングと言ったところでしょうか、 今年度の栄えある温泉100選第一位は・・・ 「草津温泉」です、なんと13年連続一位、上州の名湯草津、温泉ランキングではいつも上位固定、定番すぎて面白みがないとも言えますね、 温泉の泉質一つだけを見るのならともかく、泉質に加えて、温泉街の風情、観光まで合わせた総合評価となると、 草津温泉に匹敵する温泉地はそうそうあるものではないということでしょうかね。。。 以下10位まで・・・ 2位「湯布院温泉(大分)」行ってみたいと思いつつ行けたない温泉ですね、まあ湯布院は行く機会がね~・・・ 3位「下呂温泉(岐阜)」ここもそのうちとは思っていますがなかなかね~、用がないから・・・ 4位「別府八湯温泉(大分)」はいはい、草津以外で唯一住んでもいいと思った温泉ですな・・・、日本一の温泉都市です。 5位「有馬温泉(兵庫)」東の横綱が草津なら西の横綱は有馬、関西の定番温泉が5位にランクインです。 6位「登別温泉(北海道)」今年初めて行った登別、まあなかなかいく機会はないでしょうが6位ランクイン。 7位「道後温泉(愛媛)」まあ道後はいつでも入れるから・・・、定番すぎてブログ記事にもならなくなった道後が7位ランクイン。 8位「黒川温泉(熊本)」ここもいけてない温泉・・・ていうか九州の山の中だから行く機会もない。。。 9位「指宿温泉(鹿児島)」遠すぎて行けません・・・残念・・・ 10位「城崎温泉(兵庫)」う~ん行けてない・・・、ここもそのうちとは思っているのですが。。。 1位は逃したものの九州勢がかなり健闘していますね。 ちなみに新潟の温泉では21位に「月岡温泉」がランクイン、69位に「瀬波温泉」が90位に「越後湯沢温泉」がランクインしています。 今年入った温泉で最も泉質が良いと思った「酸ヶ湯温泉」は43位、 日本一の硫黄濃度を誇る「万座温泉」は28位、 かつて行った万座、月岡に匹敵する高濃度の硫黄泉「高湯温泉」は77位です・・・ が・・・、これ表記間違えてるね。。。「高湯温泉」は徳島でなくて福島!! 福島の温泉では他に「磐梯熱海温泉」が73位、「東山温泉」が75位、「土湯温泉」が79位、「母畑温泉」が82位にランクインしています、 母畑温泉なんて知らない。。。 間違えられた徳島からは「祖谷温泉」が91位にランクインしています・・・ あのとっても怖い吊り橋がある温泉ね・・・(租谷のかずら橋) 草津の1位、万座の28位以外に群馬からは「伊香保温泉」が19位、「四万温泉」が38位、「水上温泉」が69位にランクイン。 群馬も大健闘というところでしょうか、まあ温泉天国の県だからね。。。 隣県だけにランキングに出てきた温泉は全て行ったことありますね。 さて皆さまはこのランキングをどうお感じになりましたでしょうか? なになに?・・・ 「おいらが好きな温泉がこんな下に!!」 これは旅行社の社員たちが投票で選んだランキングだから私に文句言われても知りませんがな・・・ まあ客を連れていく旅行社の社員の目線で見たら、山奥の一軒宿の「酸ヶ湯」や、ろくに歓楽街、観光地のない「高湯」なんかは上位には入らないでしょうね。。。 そんな温泉地はマニアにしか好まれませんから・・・ 落ち着いた雰囲気と言えば聞こえはいいけれどね、来たはいいが湯しかないでは人気は出ないのですよ・・・・ それで満足するのは一部の温泉マニアだけということです。。。 世間一般の温泉の感覚というのは、泉質だけでなく、雰囲気のある温泉街、観光もできちょっとした買い物や食事もできる歓楽街、 それらを全てひっくるめて温泉、それによってレジャースポットとして成り立っているわけです。 ツアーを企画する旅行社としては湯しかない場所に客を連れては行かないということです。 今日は2015年「にほんの温泉100選」のお話し・・・ ではまた・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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