テーマ:お花見散歩(73)
カテゴリ:新潟観光日記(花見編)
これも毎年恒例になっていますが、
下だの姫小百合を見に行きました。 正式名称は乙女百合ですが一般的にこのユリが自生している地域では姫小百合と呼ばれるのが一般的です。 日本原産のユリで飯豊連峰、吾妻山、守門岳、朝日連峰、周辺にしか群生していない貴重な植物で、野生種は準絶滅危惧種に指定されています(国際的には絶滅危惧種) 見れるのは新潟以外では宮城、山形、福島くらいまでなので大半の人が見たことがないと思われますね。 ちなみにこれは五十嵐神社の姫小百合で野生種ではありません。 野生種の姫小百合を見たければ高城のほうに行けば見れますが何しろ山の中なので山道を1時間ほど歩く必要があります。 疲れるのでパス。。。 いつものように「ひめさゆり森林公園」の方にも行ってみましたが咲いてませんでした・・・ ここ数年姫小百合は「ひめさゆり森林公園」よりも五十嵐神社の方が数も多く綺麗に咲いているような気がします。 祭神は垂仁天皇の第八皇子である五十日帯日子命(いかたらしひこのみこと)です。 五十日帯日子命は天皇から越の国の開拓という任務をまかされ、頸城地方、上田郷、そして下田郷の開墾を行いました。 全国の「五十嵐姓」の発祥がこの五十日帯日子命でこの五十嵐神社は五十嵐姓発祥の地とされています。 この神社では毎年全国五十嵐会というものを開催しています。 全国の五十嵐さんが集まって何を話すのかは不明です、 ちなみに「五十嵐」、いかたらしひこのみことが発祥ですので新潟ではこれを「いからし」と読む場合が多く「いがらし」とは濁らない場合が普通です。 五十嵐さんがおられましたらご自分の姓の発祥の地と言うことで一度訪れてみてもよいかもしれませんね。 下田からちょっと山の方を回って加茂に抜けると・・・ ところてんが美味しい店があります。 加茂の「善作茶屋」と言う店です、加茂の山の中の店ですが結構混みます、 知る人ぞ知る人気店、有名店ですので・・・ 今は代替わりして若返っていますが婆ちゃんが作るところてん・・・ まあ若返ったと言っても結構な婆ちゃんですが。。。 前は80過ぎの婆ちゃんが作ってたのでかなり若返ったと言えますが(その婆ちゃんの娘) 回りには他に何もなく ただここのところてんだけを食べに来る人も多く、この店の前にバスが止まります。 まあ田舎は車社会でバスで食べに来ている人は見たことありませんが、バス停があるのだから食べに来る人もいるのでしょうね。 250円です・・・ 何が違うかって、まず水が違う、てんとか茶とかは水が違うと味が決定的に違う、 この店はすぐ近くに綺麗な清水が出ているので水が違うのは当然、このちょっと先に加茂の浄水場があります、 ところてんというと箸1本で食べるイメージですがなぜ1本箸なのか? これには諸説あり箸が足りなかったとかいろいろと言われているようですが、 その中の一つにこんなのがあります。 ところてんというのは箸で挟んで食うものでなく(挟むと切れるから)器に口をつけてすするもの、 蕎麦と同じくのどごしを楽しむもの、なので挟む必要がないから1本なのだそうですよ。 さて我が家の光君・・・ 服を引きずって何やらアピールしています・・・ そう外に行きたいのです。。。 もうあったかくなったから服は着ないけれど・・・ 早く早くと服を咥えて走り回る・・・ 分かったちゅうに・・・ 今日は下田の姫小百合のお話し・・・ ではまた・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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