テーマ:日帰り温泉あれこれ(1032)
カテゴリ:日帰り温泉日記(下越編)
久しぶりに月岡温泉に行ってきました、
ほうづきの里です、デイサービスセンター併設タイプの日帰り温泉施設なので利用客の年齢層はかなり高めです。 が、格安で名湯月岡の湯を楽しめる施設の一つですので、湯だけを楽しめる人ならまあお勧めできる施設と思います。 夕方4時以降は夜間料金で440円となりますので格安です、 泉質はこの通り、 国内では万座温泉に次ぐ硫黄濃度を誇ります、 硫黄泉の濃度を見るときにはどこを見たらいいのか? この「ほうづきの里」は月岡5号源泉と6号源泉を混合利用しています、 まず見るのは遊離硫化水素、5号井8.1mg、6号井22.6、この成分が強いといわゆる硫黄臭が強くなります、6号井の22.6は硫黄泉としてはそれなりの濃度なので結構臭います、5号井はそんなに濃くないので混合比率によって臭いは変わるでしょうね、 次に見るのが硫化水素イオン、5号井71.5mg、6号井79.3、これは通常の硫黄泉と比較してかなり高い濃度です、硫化水素イオンをこんなに含んでいる温泉は国内では月岡以外にないでしょう。 最後に確認するのはチオ硫酸イオン、5号井41.4mg、6号井26.0mg、これもかなり高い濃度です、 硫黄泉の濃度はこの遊離硫化水素、硫化水素イオン、チオ硫酸イオンの合計で算出します、 結果5号井121.1mg、6号井127.9mgと、とてつもない硫黄濃度をたたき出すわけです、これは日本で3番目に硫黄濃度の高い高湯温泉の1.5倍ほどの濃度です。 かつて硫化水素中毒による死亡事故を引き起こしてるあの高湯温泉の1.5倍の濃度ですからいかに濃いかがよく分かりますね。 ちなみに月岡温泉はアルカリ性泉で色は白ではなく緑に濁ります、湯には機嫌があって日によって結構違うと何度か書いていますが、この日の湯のご機嫌は上々、 まさに月岡の湯という感じのエメラルドグリーンの湯、臭いも腐卵臭を伴う独特のにおい、湯触りも上々。 まあ当たり外れはあるからね、この日は当たり。。。 次にラーメンね・・・ この間紹介した「杭州飯店」の暖簾分け、もう一度「杭州飯店」に行くきっかけになった店 「成龍」です。 「杭州飯店」の暖簾分けですから当然県央背脂系です。 県央背脂発祥の「福来亭」の20~30年前の味に一番近い店の一つと思います。 県央背脂系のラーメンはその後浸透し、この地域には多くの同系統のラーメン店ができましたが、 浸透するにしたがって特徴も極端になり脂の量も増えているような気がします、 年を取ったのかもしれませんが最近は酒麺亭「潤」のラーメンは脂がきつい これは結構前の「潤」のラーメンの写真ですが、「潤」は最近また脂の量が増えた気がします、ちょっときつ過ぎる。 で、これが「成龍」のラーメン やっぱりここのラーメン美味いね・・・ なに?、違いが判らん?・・・ 違うの!! ラーメンの出来は「杭州飯店」と甲乙つけがたい、どっちも美味い、 餃子は・・・ 「成龍」の方が美味い、「成龍」の方が昔の「福来亭」の味に近いんですね、よくできてます。 大きさは「杭州飯店」よりも若干小さく、サイズだけで言えば昔の「福来亭」は「杭州飯店」のサイズでしたね。 ただ・・・ この店味に波があるんだよね、出来のいい時とあんまりよくない時がある、特に餃子の味はばらつきがある気がします。 この日は当たりですね。 まあ外れてもそれなりに美味しいんだけれど・・・ 今日は月岡温泉「ほうづきの里」と県央背脂系ラーメン「成龍」のお話し・・・ ではまた・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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