テーマ:日帰り温泉あれこれ(1032)
カテゴリ:日帰り温泉日記(下越編)
今日も温泉のお話です。
久しぶりの温泉旅館の借湯です。 今回の温泉は・・・ 越後長野温泉「嵐渓荘」です。 日本秘湯を守る会の温泉です。 まあ越後長野温泉と言ってもあるのはこの嵐渓荘だけなんですけれどね。 受付やロビーがある建物がこの緑風館、かつて燕駅前にあった小川屋旅館の建物を移築したもので、 昭和8年に建造され昭和30年に現在地に移転された貴重な建築物で国の登録有形文化財に指定されています。 山間の一軒家の温泉宿に昭和初期の建物がよくマッチしていますね。 泉質はナトリウム-塩化物冷鉱泉、 かなりの強塩泉です、塩辛いのでこの温泉水を利用して炊いた粥が名物となっております。 ちなみにこの温泉成分分析票はず~っと昔のやつ・・・ もちろん最近のもあるんですが、写真撮るの忘れた・・・ 料金は1000円(ちと高い・・・) ですが時々割引券が入ってくるので割引利用で650円です。 まあこのくらいならそう高くないですね。 浴場は大浴場と山の湯の2か所です。 まあ本館にあたる緑風館はかなり古い建物ですので・・・ 床はあんまり平らでないです・・・ まあ冬場は雪国の温泉という雰囲気にはなりますが・・・ 結構雪深い場所なので行くのが大変でしょうね。。。 まあ春先くらいでこの雪の量ですので・・・ 館内の飲み水は清水を使っています、まあ田舎ですので・・・ え~一応、我が三条市の温泉でして・・・ まあでもこの辺は旧下田村でしてね。。。 三条市は雪深い山の中ではありませんので勘違いしないように・・・ この嵐渓荘を超えてさらに奥に行くと・・・ 八十里越えに出ます、戊辰戦争で長岡藩を率いた家老「河合継之助」が亡くなったところですね。 八里の道が難所の為八十里にも感じられるためこの名前がつきました。 この八十里超えを抜けると福島県は南会津の只見に出ます、 かつては中越と南会津を結ぶ街道の一つでしたがその後、鉄道の発達(現在の磐越西線)により衰退し、その後道路網も整備されましたが、 道路も鉄道網に沿う形で整備されたため南西約15kmさきにある六十里超え(魚沼-只見)の整備とは対照的に大いに遅れ、 現在に至るまで未開通となっています。 まあ南西の六十里超えも整備されたとはいえ豪雪地故、冬場は雪通行止め・・・ しかもその冬場というのが5月過ぎまで続くので年の半分近くは通行止めという状況ではありますがね・・・ 一応こちらの八十里越えも現状約20kmが通行不能な状態ですが2020年代の開通を目指し整備が進んでいます。 何しろ雪深いかつての難所中の難所ですので現在この20kmの区間にトンネル14本、橋梁16本が建設され工事が進めれれていますがいまだ開通せず・・・ ちなみにこの道路ができると我が三条市から他の市町村を一切通らずダイレクトに県外(福島県)に出ることができるようになります。 まあ当分先だと思いますが。。。 現在はこの嵐渓荘の先の道は途中で行き止まりです・・・ まあ仮に開通してもこの道も一年の半分は雪通行止めになりそうな気もしないでもないですがね・・・ 今日は越後長野温泉「嵐渓荘」のお話し・・・ ではまた・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[日帰り温泉日記(下越編)] カテゴリの最新記事
|
|