テーマ:食べ物探検(128)
カテゴリ:食べログ(その他)
さて暖かい日が続きますね、暑くなってくると冷たいものが食べたくなるもので、
今日はアイスのお話し・・・ 今日はお洒落なジェラート屋でなくてね・・・ 見附市のアイスクリームのお店「谷信菓子店」です。 そう今日はジェラートでなくてアイスなの・・・ 谷信は手造りアイスを作り続けて半世紀、昔ながらのアイスのお店です。 アイスクリームとジェラートって何が違うの? そうですね、良い質問ですね、大きく違うのは空気の含有量です、 ジェラートの方が空気の含有量が少ないので密度が高く濃厚です、 アイスクリームは空気の含有量が高く、さっぱりしてさらりと溶けるのが特徴です、まあ一般的には。。。 日本で最初にアイスクリームを発売したのは横浜の馬車道通りで「氷水屋」が販売したのが最初と言われています。 値段は現在の価格にして1人前約8000円、とても高価なお菓子だったんですね。 時代は下り、現在ではこうして手ごろに食べれるようになったわけです、 まあこれは電気と冷凍技術の普及によるものですね、電気を使わずに天然氷でアイスを作るのってものすご~~~く手間がかかるのですよ。 え?、電気を使わずにどうやってアイスを作るのか?って? あ~~ 氷に塩かけてね、材料を円筒形の金属の筒に入れて氷の上で転がすのですよ、 そうすると中の材料は急激に冷やされて凍る、これを繰り返して作るのが大昔のアイスなんですね。 こうすることで適度な空気を含んで凍るので舌の上で滑らかに溶けて美味しいと感じるのですね、 ただ凍らせればいいってものじゃあない、今の攪拌しながら凍らせるって製法はこの当時の方法と大きくは変わってないのですよ。 もちろん谷信もこんな金属の筒に入れて転がすなんて方法では作っていませんが・・・(当たり前・・・) 代わりに価格は当時の数十分の一で食えるわけです(笑) 甘みがべたべたとしつこくなく、さっぱりとした甘みで昔ながらのアイスって感じの味ですね。 ラムレーズン・ココナッツミルク・ヨーグルトって、好みを前面に押し出したら、 白ばっかりで絵的にのぺ~~~としたつまらない絵柄になりました・・・ さっきのは嫁がたのんだやつで抹茶とか入ってるから、緑・紫・白って絵的に美味しそうなバランスで・・・ 考えなしに適当に頼むからだって? いや、だってね。。。 さっぱりしたアイスのフレーバー、濃厚なジェラートのフレーバー、それぞれに向き不向きが出るようです、 濃厚な甘味と洋酒のお洒落な味がマッチするラムレーズンは・・・ ジェラートの方が向いているようです、ココナッツミルクやヨーグルトはさっぱりしていてアイスにもよく向きますね。 まあそれぞれに好みもありますが・・・ まあこれはジェラートでなくてアイスだからね。。。 舌の上でさらりと溶ける潔い甘味がアイスの身上だからこれはこれでアイスクリームのラムレーズンとして正解ではありますが。 今日は懐かしのアイスクリームの店「谷信菓子店」のお話でした。 ではまた・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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