テーマ:日帰り温泉あれこれ(1032)
カテゴリ:日帰り温泉日記(下越編)
今日は(も?)温泉のお話です。
割引券があったので久しぶりに旅館の借り湯です。 咲花温泉佐取館です、 咲花温泉は1954年開湯の比較的新しい温泉地です。 阿賀野川沿いの温泉地で、河畔に湯の花が咲いていたことで発見された自然湧出の温泉です、 泉質から河畔に咲いていたという湯の花は硫黄花と思われます。 咲花の源泉は湧き出たときは無色透明、空気に触れるとエメラルドグリーンに変色するという特徴があります。 まあこの緑に濁るという特徴はアルカリ性の硫黄泉に多い特徴ですね。 今一つ交通の便が良くなかったため、月岡や湯沢のような大資本が流入せず鄙びた温泉地を形成しています。 大小の旅館が7件程度の小さな温泉地というところでしょうか? 佐取館もその一つで、まあ咲花では大きい方の旅館でないですかね? さて一般に美人の湯と言われる温泉の条件は以下の4つ・・・ 1、ph7.5以上のアルカリ性泉 2、炭酸水素塩泉 3、硫黄泉 4、硫酸塩泉 咲花温泉のphは7.8、HS=9.6、遊離HS=1.8で硫黄泉の基準も満たします、と同時にSO4=232.9と硫酸塩泉の基準も満たしますので、 美人の湯の基準4つの内3つを満たす美人の湯です。 なに?HSとか遊離HSとかSO4とか何言ってるんだかさっぱり分からないって? も~~、HSは硫化水素イオン・・・、遊離HSは溶けきれなくて遊離した硫化水素の事、SO4は硫酸イオンに決まってるでないの・・・ そんなもの知らないって?、あらそうなの・・・ まあとりあえず湯に入りましょう・・・ まずは内湯にざぶ~んと・・・ あれ?、おかしいな?、これ温泉?、咲花温泉は硫黄泉のはずなのに硫黄の匂いはちっともしないし。。。 咲花の湯ってこの程度だったっけ? まあとりあえず露天風呂に・・・ っと、こっちは見事な硫黄泉・・・ だよね~~、こんな感じだよね、そうそうこうじゃなくちゃね。。。 いったいさっきの湯は何だったんだ・・・ っと思っていたら・・・ 湯上りに温泉成分分析表見て納得です、 温泉は露天風呂だけ、内湯は地下水・・・ なるほど、道理で温泉ぽくない訳だ、温泉じゃないんだもの。。。 佐取館は前にも来たことあるんだけれど・・・ 前からそうだったけかな~~、まあきっと忘れているだけで前からそうだったのでしょうね、 そういえば露天風呂の記憶しかないな。。。 咲花にはもともと10件の旅館があったのですが、 末廣 、それに咲花グランドホテルが閉館、 昨年の湯元館の閉店で7件に・・・ まあ鄙びたと言えば聞こえはいいけれど、特に何もないですからね・・・ 硫黄泉としては月岡に劣り、なかなか苦戦しているようではありますね。 温泉として十分な泉質で決して悪くないんですがね。。。意外に月岡が近いのが要因かも。。。(車で30分ってとこ?) まあ我が家もこういう機会が無いと来ないし・・・、月岡は行くけれど。。。 美肌泉としてかなり優れた特徴を持った湯なんですけれどね~~ 帰り道はちょっと大回りして加茂に寄り道・・・ 加茂といえば・・・ そう善作さんです。。。 って「知るか!!」って言われそうなので・・・ ここは加茂の善作茶屋、 ここのところてんがね、美味しいのですよ。 まあ水が違うから・・・ お茶とかところてんとかはまず水が悪いと食えたものじゃあない、 水が良いことが前提の食い物なんですね。 我が家のドラ息子などここのところてんで初めてところてんが食えるようになったのですよ、 いまだにスーパーのところてんは食えないがここのところてんは食える・・・ まあスーパーのパックのところてんとここのところてんじゃあ味が違うからね~~ 善作さんのところてんも以前よりもだいぶ味が落ちたんですけれどね・・・ それでもやっぱりここのてんは美味い、 ちょっと遠回りしてでもよりたいお店ではありますね。 今日は咲花温泉「佐取館」と善作茶屋のお話し・・・ ではまた・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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