テーマ:日帰り温泉あれこれ(1032)
カテゴリ:日帰り温泉日記(中越編)
今日は温泉のお話し・・・
刈羽村のたかまちの湯という施設です。 刈羽村と言って誰もが思いつくのは「柏崎刈羽原子力発電所」ではないでしょうか? 実はこの温泉それと全く無関係でもなく・・・ ここもともとは柏崎刈羽原子力発電所で働く人たちの寮だったところです。 柏崎刈羽原子力発電所は今まだ停止しているのですが、 その寮だっただったこの施設はその後ビジネスホテルになりまして・・・・ 柏崎市ならいざしらず刈羽村じゃあね~・・・・ とても繁盛してるとは言い難い・・・・、そりゃそうだ、 刈羽村人口はたったの4700人くらいの小さな村で、産業は原発以外特になし、村人の半数が柏崎市に通勤するという村でして・・・ というか原発が無かったら町村合併で柏崎市になってたでしょうね。 さてこの施設元々は東京電力の寮、それが原発が停止して寮としての利用価値が減ってビジネス旅館に、そしてもともとあった源泉を利用して日帰り入浴が可能になったということで、 寮であったら利用できず、寮としての価値が減ったから利用できるようになったわけですが、 ビジネス旅館としての価値もあんまりあるとも思えないので、今度は無くなったら利用はできなくなるわけで、まあいつまで使えるかというと甚だ疑問な温泉でして・・・・ まあ今のうちに使っておきましょう。 泉質は療養泉の基準を満たさず、メタケイ酸と炭酸水素ナトリウムの含有量により温泉法上温泉となる温泉です、 実際の湯は黒褐色まあ醤油色の温泉で、典型的なモール泉です。 モール泉というのは植物起源の有機質を含んだ温泉のことで平成初期まではドイツのバーデンバーデンと北海道の十勝川温泉の2つしか確認されていませんでしたが、 その後、各地でモール成分を含んだ温泉が確認されています、関東平野一円から湧き出る関東の黒湯もモール成分を含んでいます。 温泉法に基づく療養泉の概念とは全く別の概念なのでモール泉といっても泉質は様々で、この温泉のように療養泉外のモール泉もあるわけです。 もともとが寮のお風呂、今もビジネス旅館のお風呂なので他の日帰り温泉とはだいぶ趣が違って・・・ 券売機で料金を払うんですが、この日なんか受付はだ~~れもいない・・・ なんちゅうか勝手に入っても気づかないんじゃないの?。。。。 料金は大人400円、子供200円、まあ誤魔化したくなるような金額でもなく、素直に払いましょう(笑) 一時は露天風呂が増設されたりもしたのですがそのような事情のある施設でもありまして現在は露天風呂は廃止、日帰り営業も土日のみとなっています。 まあ入れるうちに入っておきましょう。 何しろこのまま原発の再稼働が進まず、ビジネス旅館としての利用価値も無ければいずれは廃止、そうなれば入れなくなりますし、 原発の再稼働が進んで、再度寮としての利用価値が高まればこれまた入れなくなるわけで。。。 どっちにしたところでそう長い間入れるとは思えない温泉でして。 なんとも微妙な立場の温泉ですね~~~ まあ今回は温泉のお話なので原発問題については特に書きませんが、「議論がしたいんだ~」「喧嘩を売りたいんだ~」という方はどうぞご自由に・・・ コメント欄使っていいからね(笑)、心配しなくても売られた喧嘩なら買いますよ~~(笑) ちなみに私のその件の考えは結構微妙なので中途半端な意見は「反対」にも「賛成」にもかみつきますのでよろしく(笑)、消極的容認派??? 入ってみたいという方は今のうち・・・・ 今日はたかまち鉱泉「たかまちの湯」 ではまた・・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[日帰り温泉日記(中越編)] カテゴリの最新記事
|
|