テーマ:日帰り温泉あれこれ(1032)
カテゴリ:日帰り温泉日記(県外編)
さて今日からキャンプ2日目のお話です、
我が家んキャンプはキャンプそのものを楽しむということと、観光の拠点としての宿泊手段という側面がありますので大概の場合2日目はほとんどキャンプ場にいません、 キャンプの場合、初日と最終日は設営・撤収があるのでアクティブに動き回るのは主に2日目になります。 今回のキャンプ、2日目に仙台まで足を延ばそうかとも思ったのですが(会津は前回観光してるので) まあ前回行き逃したところもあるので今回はまずはそこに行ってみようということになりました。 目的地は・・・・ ここです・・・・ どこここ??? いやどこってね・・・・ 温泉です(笑) 東北の名湯「高湯温泉」です。 高湯温泉は前回行ったでないの??? あ~~「あったか湯」ね・・・・ 確かに前回の福島キャンプでも高湯には来たのですが、 この「玉子湯」は高湯の中でも有名なところで前回も本当はここに来るつもりだったのですが、 前回はあいにくの天気でキャンプサイトが水没寸前で出発が遅れ玉子湯の営業時間に間に合わなかったのですね、 で、次善の策として当時まだできて間もない新しい温泉施設、高湯の源泉から最も近く抜群に鮮度が高いと評判の「あったか湯」にしたわけです。 が、やっぱり心残りだったのがこの「玉子湯」でいずれはもう一度来るつもりだったのですよ、 で、念願かなって今回の訪問となったわけです。 いくつか源泉があるようで温泉成分分析表が複数掲示されてます、 一つは酸性-含硫黄-カルシウム・アルミニウム-硫酸塩泉(硫化水素型) 遊離硫化水素濃度が100を超えておりかなりの高濃度の硫黄泉です。 もう一つは酸性-カルシウム・ナトリウム-硫酸塩泉 硫黄分をほとんど含まない源泉です、 これらの源泉をどのように利用しているのかは分かりませんが実際の湯はかなり高濃度の硫黄泉です。 そして抜群に鮮度が高い・・・・ 高湯は酸性硫黄泉なので白濁するのですが、鮮度の高い硫黄泉はそんなに白く濁らないのですよ。 硫黄泉が白濁するのは時間経過による劣化がもたらすもので、鮮度の高い硫黄泉は基本的に無色透明です。 が、濃度が高いのでどうしても一部は結晶化し、大量の白い湯花が舞う、 良質の硫黄泉は白濁せず、細かい白い湯花が大量に湯に舞うものなんですよ、良質の硫黄泉の条件にぴったりとあてはまる名湯です。 前回の「あったか湯」と同質の泉質ですがこちらの方が湯花が若干細かい気がします。 全国屈指の硫黄泉にして東北を代表する名湯の一つ高湯温泉・・・・ 慶長年間に湯治場として発展し、 海軍病院の神林博士に全国一の有効温泉と評された名湯です。 位置的には福島市の郊外、吾妻山連峰の中腹に位置し、この高湯の先から吾妻磐梯スカイラインに入ります、 その先にあるのが危険な火山性ガスがそこかしこに噴出する浄土平です。 まあ硫黄泉を生み出しているのがこの危険な火山性ガスの硫化水素なのですから、良質の硫黄泉はだいたいこのような火山性ガスが蔓延する危険な火山地域にあるわけです。 高湯温泉は立地的にも硫黄泉の名湯の条件にぴったりとあてはまるわけでして・・・・・ まあかつては歓楽要素の少ない鳴り物禁止の温泉地だったので、娯楽要素の少ない温泉地ではあるのですが・・・・ まあ簡単に言うとですね、 「湯しかない」のですね・・・・(笑) まあ温泉地に求めるものは人により様々ですが、私としては温泉ですから「湯」が一番です、それ以外はおまけでしかありませんからね。。。。 高湯温泉は山形の「白布温泉」「蔵王温泉」と並び奥羽三高湯と言われていますが、白布・蔵王にも行ったことがありますが泉質は比ぶべくもなく高湯が一番と思います。 まあもちろん温泉はいろいろで好みもありますので人により評価のわかれるところではありますが・・・・ 少なくとも硫黄泉が苦手な人にはお勧めできない温泉地ですね(笑) 今日は高湯温泉「玉子湯」のお話し・・・ ちょっと日差しがまぶしい光君です、 ではまた・・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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