カテゴリ:新潟観光日記(イベント編)
お取り越しに行ってきました。
こちらでは定番の秋のお祭りなんですけれどね、 正式名称は「お取り越し報恩講」 報恩講というのは浄土真宗の行事で開祖親鸞の祥月命日前後に行われる親鸞聖人の報恩謝徳のために行われる法要です。 で、親鸞聖人の祥月命日がいつかと言いますと、親鸞聖人が入滅したのは弘長2年11月28日、新暦に換算すると1月16日です、 こちらのお寺はですね、浄土真宗大谷派三条別院で、一般にお東の報恩講は旧暦の11月28日前後に行われます。 あれ?、ちょっと早くない?・・・・ そうなんです、ちょっと早いんです、早いのには理由があってこのお祭りは「お取り越し」報恩講。 親鸞聖人の祥月命日、正忌報恩講の時には大谷派の本山である京都の東本願寺に行きましょう、そのためにこの別院の報恩講は取り越して(前倒しして)行いましょう。 っていう趣旨なのがこの「お取り越し報恩講」です。 まあ別に京都には行かないんですけれどね・・・・ 一応そういう建前なんです。。。。 お寺のお祭りなので柏手は要りません、合唱です。。。。 まあこのお寺の門前に広がってるのがこの地域の飲み屋街「本寺小路」なんですが、まあ今は祭りの期間だから・・・・ ちょっと早かったようで出店の数もまばらですね・・・・ この本寺小路周辺は寺や神社がかたまってましてね、よく祭りの会場となります、 春には八幡宮の祭りメインは「舞い込み」、一日ずれて神明神社の祭りメインは「神楽」、これが三条まつり、まあ三条の祭りのメインです。 で夏に夏祭り、これもこの周辺が会場となります。 で、秋のお祭りが東別院の「お取り越し」です。 まあこれ以外に別の地区では本成寺の鬼踊り(2月)などがあり、該当地区ではメインの祭りとなります。 県央地区では比較的祭り好きとされてるのが三条市です。 まあ三条は鍛冶の街で、昔は神事には炉に火を入れないってのがあって、祭りの時は仕事休みってのが昔はよくあったので・・・・ 焼き入れができないので鍛冶街としては仕事にならんのですな。。。。 で、その風習があって学校も祭りの時は休みってのがあって、やたらと祭りで休みになるから三条人は祭り好きって言われてたのですが。。。 まあ今どきはそんなこともないのですけれどね・・・・ これは新潟の祭りの定番「ぽっぽ焼き」の屋台・・・ ぽっぽ焼きというのは薄力粉を水で溶き黒砂糖と炭酸とミョウバンを加えて焼いたお菓子です。 県内でも下越に特に多く発祥は新発田と言われていますね。 まあ単純なお菓子ですがこれも意外と店によって出来不出来がありましてね、まあどうせ買うなら美味しい店がいいよね~~ こちらでは祭り屋台の定番で祭りの時には複数のポッポ焼きの店が出店しますので慌てて買わずに美味しい店を見極めてから買うのがコツです。 まあポッポ焼きに限らないんですけれどね。。。 慌てない慌てない、屋台は逃げないから・・・・ 今日は浄土真宗大谷派三条別院「お取り越し報恩講」のお話・・・ ではまた・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[新潟観光日記(イベント編)] カテゴリの最新記事
|
|