テーマ:お花見散歩(73)
カテゴリ:新潟観光日記(花見編)
さてほぼ2週間かかったキャンプの報告も終わり、今日から通常の日記です。
キャンプ報告に結構かかってしまったので日記が余ってまして、しばらくはこのペースでの更新となるかな? 実はまだ一つ「平成」の日記が残ってるんですが時期関係のないネタなので後回しにして。。。。 今日は八王寺の大白藤のお話。。。 まあ時期物でほぼ毎年紹介している気はするんですが、実家の菩提寺の藤です。 キャンプの方も時期もので毎年被って毎年掲載が遅れてる気もしないでもないですが。。。。 八王寺の大白藤と言われてまして結構有名な藤の名所となっていまして、 あたりには藤の甘い香りが漂い、蜜を集める熊蜂が結構いましてね。。。。 まあとはいえ、熊蜂はそんなに攻撃的でないのでこちらから手を出さなければそうそう刺されるものでもなくてですね。 冬の雪で藤棚の一部が壊れたりして、以前より花付きが悪くなったような気もしますが、 それでもかなり大きな藤棚です。 藤の名所ってこういう藤棚のところと、他の木に絡んだ自然な状態のところとあるのですが。 見る分には藤棚の藤の方が見ごたえがあるように思います、 藤の花も通常の紫のもの、このような白いものとありますが、 白い藤の方が香が強い気がしますね、ここの藤はかなり甘い香りを漂わせています、 蜂が寄ってくるのも分かる気がしますね。 この寺は実家の菩提寺で実家の墓があるのでこの藤の時期についでに墓参りも済ませるのですが。。。。 まあ亡くなった親父も毎年花見の「ついでに」くるやつだなと思ってる事でしょう(笑) 今年はですね、思えば早逝した兄の子の祥月命日でした、まあこれも縁でしょうか? 人間の命なんて儚いもので、まあたぶんこのくらいは生きれるだろうと思っていても、それがその通りに行くとは限らない、 今朝元気にしていても、夕べには死せる身で、今生きている保証はあっても明日生きてる保証は誰にもないわけでして。 これがですね年長者から順番に逝ってくれればまあ良いのですが、たまにその順番が狂う時もまたあって そうなるとですね、遺族の悲しみも又大きくなるものでして、 「親が死に、子が死に、孫が死ぬ」、この当たり前の事が当たり前に行くってのは実はとても幸福なことなのかもしれません。 さてこの大きな藤棚・・・・ 実はたった一本の藤からできていましてね、結構な藤の老木でありまた巨木でもあります。 樹齢は推定350年、幹回り7m、東西30m、南北20mの藤棚をこの一本の藤の老木が形成しています。 藤っていうのはですね、自然の状態ではこんな藤棚はありませんから、 通常は他の樹木に絡みついて咲くわけです、咲く藤の方はいいのですがね、 絡まれる木の方はたまったものでなく、藤に絡まれた木は藤に養分を持っていかれて、木の寿命を損なうのだそうで。。。 美しくも怪しい花というところでしょうか? 自然な山藤なんかを見るとですね、多分に妖艶さも併せ持った花でもありますね。 さて藤という植物はですね苗字によく使われる植物で、まあ元になるのは藤原氏、まあこの藤原氏がですね各国で勢力を広げ、佐渡や佐野の藤原氏で佐藤、 伊豆なんかの藤原氏で伊藤、遠州の藤原氏で遠藤、加賀の藤原氏で加藤とバリエーションを増やしていったと言われていますね。 佐藤、伊藤、斎藤、加藤、後藤、近藤、遠藤、工藤、安藤、内藤、須藤、武藤、進藤、新藤、神藤、春藤の十六藤などと言われてましてね。 まあこの十六藤以外にも藤のつく苗字はあまたあり、江藤、尾藤、頭に藤がつく藤田、藤沢、藤森などなど藤がつく苗字は非常に多いわけでして。。。。 苗字に多い藤姓ですが、実は家紋にも多くてですね、 五大紋の一つに数えられてるのが藤紋でして・・・・ 上記のように隆盛を誇った藤原氏はですね各地に広がり氏から苗字に変わって全国に広がっていくんですが、広がっていく過程でそのルーツを見失っていく家も出てくるわけで。。。。 そのルーツを家紋として残したのが藤紋と言われています。 あまたある藤姓や藤紋の家系が、皆藤原にたどり着くかというともちろんそんなことはないのですがね。。。 藤姓や藤紋の家系はそのルーツをたどると名門であったりすることもまた多くてですね。。。 まあ歴史と伝統のある苗字や家紋ではあるわけです。。。。 さて気づけば藤の花からはだいぶ話がそれてまいりましたね。。。 藤同様話の方も枝の広がりがよろしいようで、 花から苗字、苗字から家紋と枝を広げてまいりまして。。。。 今日は八王寺の大白藤のお話・・・ ではまた・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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