カテゴリ:新潟観光日記(イベント編)
さて・・・、実はまだ花見系の日記が残ってるんですが、今日は別の日記です、
というかこっちも時期ものなんであんまり遅れても・・・・ まあ既に2週間以上遅れてるんですけれどね、そろそろ本気で掲載ペースを上げないと遅れが取り戻せない状況ですね~~ 今日はですね、5月の15日に行われた「三条まつり」のお話です。 ここ数年コロナ禍で各種イベントの中止、縮小が当たり前になっていましたが、そろそろイベント事も復活してきましたね。 三条まつりも今年は一部縮小はされたものの屋台も復活、恒例の「大名行列」も「舞い込み」も開催されました。 ただ久方ぶりに規制の少ないまつりということで屋台が異常に混雑してましてね、屋台好きの私ではありますが、それ以上に行列嫌いなんでこちはあきらめまして。。。。 まあ大名行列でも見て帰りましょう。。。。 20220515(三条まつり1) posted by (C)ふぁみり~キャンパー 三条まつりの大名行列はですね、文政5年に、越後国村上藩第6代藩主の内藤信敦が京都所司代になったことを祝って三条の町民たちがこれに模した大名行列を始めたのが始まりと言われています。 コロナ禍で2年間大名行列も舞い込みの中止になってましたので久しぶりの開催です。 20220515(三条まつり2) posted by (C)ふぁみり~キャンパー 三条まつりの大名行列は10万石の大名行列を模したものなんですが、コロナ禍で若干縮小されてるんで、例年よりは人数少な目で、ちょっと石高下がってますかね~~(笑) 一般に10万石の大名の大名行列は騎馬武者10騎、足軽80人、中間150人くらいと言われてます。 本物の大名行列はまず先払いってのが来ましてね、その後に弓隊、槍隊、鉄砲隊って続いて、本陣、その後に輜重隊って続いてくんですが、 さすがに弓足軽が永遠と歩いてくの見てもあんまり面白くもないので、こういうイベントでは先払い、本陣、輜重隊ってのが誇張されます。 まあ最初の箱みたいのが対挟箱って言いましてね、衣類なんかを入れて運ぶんですが、先払いに混じることも多かったようです。 次の長い棒みたいの持ってるのは槍足軽でしょうかね、 20220515(三条まつり3) posted by (C)ふぁみり~キャンパー 三条まつりではここの集団が2人一組になってまして、これを途中で投げ渡すのが見どころとなっております。 まあ実際の大名行列でこんなことをしてたのかは定かではありませんが(多分やらない・・・) 20220515(三条まつり4) posted by (C)ふぁみり~キャンパー まあパフォーマンスですね、結構重そうなものも投げてまして見どころになっています。 棒の先になんかかぶせてあるような形状なんですが、実際の大名行列でも槍の先には鞘がかぶせてあって武家の格式によってその形や色が決まっていたそうでしてね。 侍なんて言うと「刀」ってイメージもあるんですが戦場で物を言うのは槍で、槍働きなんて言いますよね。 まあそれと同じくらい重要なのが弓なんですが、弓足軽の大名行列って弓立担いでんのと、矢箱担いでんのがメインなんで見てもつまんないんですね、なのでこの三条の大名行列では弓隊はほぼほぼ省略されています(笑) 20220515(三条まつり5) posted by (C)ふぁみり~キャンパー ということで見栄えのする槍隊ばかりが続くわけなんですが。。。。 まあ本当はこの後に鉄砲隊ってのが続くんですが、御手筒って鉄砲持って歩くだけなんで見てもつまらないんで鉄砲隊も省略(笑) いや私が勝手に省略してるわけじゃありませんよ、行列にいないんですものしょうがないですわよね。。。。 あ~ちなみにこれコロナ禍縮小開催で省略されてるわけじゃありません、通常通りの開催でも弓隊とか鉄砲隊とかいません。。。。 でメインの本陣・・・ というか多分今まで出てきてる槍隊も多分本陣の共槍じゃないかと思いますね、先払いの後すぐ本陣っていうなかなか画期的な隊列となっておりますね。 20220515(三条まつり6) posted by (C)ふぁみり~キャンパー で、結構重そうなのも投げるって言ったんですが、 これは台傘って言いましてね身分が高い人が外出する時に使う飾傘に覆いをつけてるんですね、まあこれはそれを模したものだから中に飾傘が入ってるかどうかは知らないけれど。。。。 上が大きいので結構重そう、バランスよく投げるのも大変そう。。。。 20220515(三条まつり7) posted by (C)ふぁみり~キャンパー 本陣は他にも黒毛槍とか白毛槍とか見栄えのするもの持ってるんで大名行列も本陣が強調されるわけでして。。。。 20220515(三条まつり8) posted by (C)ふぁみり~キャンパー まあ大名行列にはこんなのは無かったと思いますが、祭りは神事でもあるんで神事に使うものも一緒に行列に加えないと、仮装行列みたいになっちゃいますからね。。。。 まあこの後本当なら殿様が続くんですが、まあこの本来殿様がいるべきところにいるのがですね。。。。 20220515(三条まつり9) posted by (C)ふぁみり~キャンパー 天狗様・・・・ 一枚刃の高下駄を履いてるんですが、この天狗様が転ぶとですね、その方向には凶事があると言われてまして、天狗様が転ぶと一大事なので・・・・ 供回りがしっかりと支えます。。。。 転ばせてみたい衝動はしっかり抑えてですね、というか天狗様わざと転ばせたら多分次の日の地方新聞一面トップかと・・・・ なにしろ三条市には記事の半分がテレビ欄という「三条新聞」がありますのでそんな格好のネタ見逃すはずがありません(笑) 20220515(三条まつり10) posted by (C)ふぁみり~キャンパー で、これ万灯とか神輿とかでも一緒なんですが、こういう祭りの神事はですね、「上から見下ろさない」ってのが一般的な作法になってましてね。 沿道から見上げるのが正しい見物の仕方でして。。。。 20220515(三条まつり11) posted by (C)ふぁみり~キャンパー で、サイズのバランスがおかしい気もしますが天狗様の持物が続きまして・・・・ この後は鷹匠に扮した子供や太鼓や笛なんかが続きます。。。 で、この後天狗様は神社の周りを走り回って神社に舞い込むという「舞い込み」にも参加するんですが、 さすがに高下駄履いて走り回れないので、この時は高下駄を脱ぎます。 2年ぶりの開催ということで神社の周りが相当混んでましてね、舞い込みは神社に行かないと見れないのでパス。。。。 まあ、最後神事で使った神輿を神社に戻す、神輿が神社に戻ったら祭りは終了、この祭りの終了を惜しんで神輿が神社に戻らないように妨害するんですね、 ここでの押し合い圧し合いが舞い込みの見どころの一つでしてね。 まあもうそろそろコロナ規制も終盤、今後こういうイベント事もどんどん解禁されていくでしょう、 今年は2年ぶりの開催でごった返しておりましたが、来年くらいには例年同様の祭りが楽しめるようになっていることでしょう。 ということで今日は三条まつりの「大名行列」のお話・・・・ 20190505(光君2) posted by (C)ふぁみり~キャンパー ではまた・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[新潟観光日記(イベント編)] カテゴリの最新記事
|
|