家族と楽しむ季節

数日前のこと…。

「そろそろワカ（小２）が学校から帰ってくる頃だなぁ～」
と思っていたところに、
ピンポーン！
と鳴り、マンション下のカメラ付インターホンをワカが押したことを確認したので、通話ボタンを押し
「はい」
と答えた後で、マンションのゲートのオートロックを解除しました。

いつもより少し時間がかかって、玄関前のチャイムが鳴りました。遅いな、と思いつつ出てみると、２つ隣の部屋のママ友Kちゃんがワカと一緒に立ってました。
「どしたの？」
と聞くと、ワカ若干涙目……。

すかさずママ友Kちゃんが、
「ワカくんがね、『知らない男の人』がインターホンに出た。ってうちに言いに来たから、じゃ、一緒に行くよ。って来てみたんだけど。」

……えーと。インターホンに出たのは、間違いなくニョボ本人なのですが……えーと、えーと。あの「はい」が知らない男の人の声に聞こえてしまった、と。そぅいぅことですね、はい。

若干のショックを受け、ママ友Kちゃんにお礼を言い、ワカを見ると大粒の涙をポロポロと流していました。マンションの下からエレベータを上がって来るまでの間に、どれだけの不安に駆りたてられたんだろ……。そして、そんな中「怖いときには知っている大人に助けを求める」ことを導き出したんだなぁ。申し訳なく思いながらも、機転を聞かせたワカを誇らしく思えるニョボでありました。

部屋側のインターホンモニターには、来訪者の映像が来るけど、マンション下にはこちらの声しか聞こえないんだもんね。これからは「はい」じゃなくて、「おかえりー♪」ってかわいい声でちゃんと言うことにしました。

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