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カテゴリ:家庭力
子どものイベントや旅行で、ことあるごとにビデオを撮っては
いるものの、なかなか見る機会はないものです。 昨日、娘の幼稚園で剣道のおけいこがあり、ひさしぶりに ビデオを撮ったついでに、かなり昔のビデオを家族で見てみました。 それは、娘が1歳の誕生日のものでした。 撮影は私。 娘は食事をするテーブルにくっつけた椅子に座って ケーキを前に満足そうです。 まだ言葉は話さないので、 「ああ、うう、いい、えええ、」 と何かを言っています。 そのうちに我慢できなくなったのか、 手を出してケーキをつかみにかかります。 ビデオには、 「ああ、まだまだ、だめだよ。」 という私の声。 そこに3才の息子が登場。 「ぼくが先に食べる」 といって手を出します。 「それはおまえのケーキじゃないだろう!」 とまたまた私のちょっと怒った声。 すると今度は娘がまたケーキをつかみにかかります。 「おおー、大変だぁ」 とまた私の慌てた声。 そのビデオを見ていた息子が 「お父さん、うるさいねぇ。」と冷ややかな一言。 たしかに、こりゃぁこうるさいよなぁ、と自分でも思いました。 自分の言っていること、やっていることは自分では見えません。 こんな機会があると、日頃の自分を振り返るきっかけになります。 言葉が世界を作る、ということを聞いたことがあります。 発している言葉には力があって、その言葉そのものの意味以上に 人に影響を与えるのだそうです。 肯定的な言葉が多いと、知らないうちに元気になり、 否定的な言葉が多いと、だんだん沈んでいきます。 一日では気づかないものでも、1年、5年、10年と 積み重なると、その影響ははかりしれないものになるでしょう。 ある瞬間を切り取ったビデオは、日頃気づかない当たり前に なってしまっていることに気づかせてくれるもの かもしれません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年01月16日 22時43分21秒
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