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カテゴリ:家庭力
沖縄にあるドリームプラネットインターナショナルスクール(通称ドリプラ)を見学させていただきました。
1日という短い時間ではありましたが、驚きと発見と興奮で あっという間に時は過ぎ、大きなインパクトを受けとって帰ってきました。 なかなか言葉にならなかったのですが、 ようやく何を感じたのかわかってきたので少し紹介してみます。 私が一番インパクトを受けたのは、そこで学んでいる 一人ひとりの子どもたちが、自分をしっかり持っていて、 それをごく自然にそのまま表現していることでした。 朝、部屋に入っていくと、誰ともなく挨拶を交わし、自然と目を合わせて くれて笑顔であたたかく迎えてくれました。 それが無理をして作っているのではなく、彼らにとってはごく自然な ことなのだということが、雰囲気でわかるのです。 廊下でも階段でもそこでもそうです。嬉しくなるようなアイコンタクトや 挨拶が溢れていました。 そう、海外に行くと街ですれ違う人々が友達のように 目を合わせ微笑みあう、そんな感覚に似ています。 そこには、人を素直に受け入れる、人間としての開かれた ゆとりのようなものを感じました。 英語の授業を見学しましたが、みんな嬉々として会話をしています。 勉強をしているというよりは、好きなことを友達といっしょに 楽しんでいる、という感じなのです。 ランチを食堂で子どもたちといっしょに食べた時、 高校1年の子としばらく話をしました。 話しているうちに大人の友達と話しているかのような 錯覚に陥るほど、しっかり自分の考えを伝えてくるし、 私の話もよーく聴いてくれます。 とにかく彼らはどこで何をしていても、自分を自然に表現している のです。 どうしたら、このような子どもたちが育つのか そこまではとても1日では知りようがありませんでしたが、 一つだけ確かに感じたことは、 子どもたちに真剣に本気で向き合う大人がいる、ということでした。 悩みも喜びも怒りも、すべてを全力でぶつけ合う関係、 子どもの可能性を信じてどこまでも待つ、岩のような 信念、そのようなものが、その空間に満ち満ちているように 感じたのでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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