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家庭力日記

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ファミリーフォレスト

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2006年05月19日
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カテゴリ:家庭力
火曜から今日まで3泊4日で、両親と旅をしてきました。

熊野三山の神社と伊勢神宮をめぐる旅行でした。
あいにくの雨続きでしたが、老齢の両親とゆっくりと
めぐるには、かえってやさしいリズムを作ってくれる
恵みの雨だったように思います。

私の父は若いときから祖父が興した小さな街工場を手伝っており、
毎日とても忙しく働いていたのを覚えています。
得意先を車で回るときに、幼い私と弟をよく連れていって
くれたので、子ども心に父の働く姿は印象に残っています。

母も父を手伝って、工場(こうば)で作業をしていることが
多く、我が家にはいつもミシンの音が響いていました。

そんな両親でしたが、私たち兄弟をよく旅行に連れていって
くれました。
あとで聞くと、それは仕事のついでに1泊でどこかにみんなで
泊まるような、旅行とはいえないものもあったようですが、
子どものころの私にはそれがとても楽しみでした。

家族いっしょにで車に乗り、どこの席に座るのかでケンカになったり、
宿泊先でトランプをしたり、大雨に降られたりして大騒ぎした記憶は
体の中に今もしっかりと残っています。

それは、言葉にはならないつながりのようなものであり、
いつまでも消えない懐かしい思い出なのです。

父が病気を患い、母も古希を迎え、昨年ごろから今度は自分が
両親を好きなところに連れていってあげたいと思っていました。

そしてそれが実現しました。
行く先は父が決めました。
歴史好きの父にとっては、日本の神々の地である熊野、伊勢は、
一度めぐってみたいところだったのです。

運転好きの父はいつもきまって旅行は車です。
今回も栃木の実家からすべて車での旅です。

今回は、なんだか恩返しのような気持で、できるだけ私が運転しました。
助手席に座っている父を見ると、なんだか子どものころの自分を
見ていた父の気持がわかるような気がして不思議な感じでした。

旅先の宿で、孫たちの成長の話、私の子どものころの思い出、父や母の子どものころの思い出話が続き、その中には父のひいおじいちゃんに当たる人の話もでてきました。
そんは話を夜遅くまでしていると、世代を超えて続いていくたしかなつながりとともに、人の命は消えても、人は物語の中にいつまでも生き続けるのだ
ということもあらためて感じることができました。


いつかそんな物語を自分の子どもたちに話して聞かせるときが
来たらいいなと思っています。






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最終更新日  2006年05月19日 22時07分24秒
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