大きな国の小さなお家

今日は木曜ママの会。朝は図書館のStory Timeに参加し、その後、ドリアン宅でのSigning Workshopへ行ってきました。

Baby Signingは基本的には手話と同じ。若干赤ちゃん用に簡略したものもあるそうですが、ほとんどのサインは聾唖者の方にも通じるそうです。赤ちゃんは色んなことをしゃべれるようになる以前に、手の動きの方が早く発達するそう。その為、赤ちゃん用の手話を使っている赤ちゃんは、ママとのコミュニケーションがスムーズで、イライラが少なく、ハッピーな赤ちゃんになるらしい。

今日はアルファベットや、more milk、Twinkle Twinlke little star, Change diaper等の歌に合わせた手話を習いました。なかなか面白かったです。最近では、託児所でもBaby Signingを取り入れている所が増えてきているそうなので、例えプリちゃんが日本語しか離せなかったとしても、簡単なことは手話で出来るようであれば安心だよねぇ～。

因みに今日習ったのはオンタリオの規定に沿った手話で、アメリカのそれとは若干異なるものもあるみたいです。

ところで、昨日のSから、「Jは一緒じゃない。。。理由は会った時に」と言うE-mailが入っていたの。で、それを聞いてみると。。。なんと、チルドレンズエイドサービスに連れて行かれてしまったらしい。。。

SはJの父親であるOに、Sの家に置きっぱなしの大量の荷物を片付けるように言った。その後、OはSに「散歩にでも行って息抜きしてくれば？」と言い、Jを連れて行こうとすると、「Jは見ててやるから、一人でのんびり行ってきていいよ」と。。。

散歩の途中でOから電話があり、「Sと一緒にいたい。」と言われたが、Sさんは、とにかく荷物を片付けて。と引かなかった。

Sさんが散歩から帰ってみると、Sさんの所有物の一部と、赤ちゃんのJも一緒にいなくなってた。。。

Oにどうしたのか尋ねると、チルドレンズエイドに電話した。と。。。

通常、チルドレンズエイドに連れて行かれるのは虐待を受けている子供。OはSさんが虐待をしているように報告し、Jは連れて行かれてしまったのでした。

なんて酷い奴だ。自分の実の子供なのに。

後日のE-mailで、Jに面会して、冷凍した母乳をフォスターペアレンツに渡してきたと。Jは嬉しそうに笑ったと。。。

で、面会の後の裁判所への出廷には、Oは出席もせず。。。

Sさんは弁護士を雇い、弁護士料$2500。ケースが長引けばもちろん、もっと料金はかかる。

ママの会の皆に来たメールに。「悲しいことに、おっぱいが出なくなってきてしまいました。毎日搾乳しているけれど。。。赤ちゃんに吸われないおっぱいは、搾乳しても1週間くらいで出なくなってしまうらしい。早くJがお家に帰れると良いのだけど」と。。。elmozoとっても悲しくなってしまいました。子供を助ける目的のはずの、チルドレンズエイドの手続きの複雑さのおかげで、せっかく母乳で育ててきた親子の繋がりが途切れてしまう。裁判所に現れもしない、Oの意地悪な嘘の通報。。。OがJのことを気にかけてないことがこんなに明らかなのに。。。どう考えても、Sの言っていることの方がまともだし、行動もそうなのに。。。

それにしても、Sさんは強い。本当に一人きりで全てを乗り越えようとしてる。最初の二日くらいは涙が止まらなかったと言っていたけど、今では、JのいないうちにJの部屋を素敵な部屋にしてあげようと頑張っているんだって。

あぁ、早くJがSさんの元に帰ってきますように。