ﾌｧﾝｸｽの北斗神拳列伝

　夏の甲子園大会連覇を果たした駒大苫小牧高校の野球部長（２７）による部員への暴力問題で同校は二十四日、調査の途中経過を発表、野球部長が六月二日の暴力行為について当初「平手で三、四回たたいた」としていた説明を「十回くらいだったかもしれない」と訂正したことを明らかにした。
　ただ暴力の状況などをめぐり、被害部員や父親の証言と学校側の説明になお隔たりがあり、同校は事実関係解明のために生徒生活指導部長の教師とＰＴＡ役員、弁護士の三人からなる調査委員会を立ち上げた。早急に調査し二十五日にも日本高野連へ提出する報告書をまとめたいとしている。
　両者の説明で最大の相違点は、（１）六月二日の練習後に殴ったりした回数（２）日本高野連への報告が遅れた理由－の二点。被害部員は同校に「二十回前後殴られた」と証言。野球部長の“修正”は、被害部員の説明に歩みよった格好だ。
　また部長は暴行の際、右手にケガを負ったことが保護者から指摘されているが、会見した原正教頭は「病院で診察を受けたのは事実」と認めた上で「以前から手首を痛め無理してノックをしていた」と暴力行為との関係は否定した。
　報告遅れに関して学校側は「部員の家族の意向を考慮し（甲子園大会の）試合が終わるまでしなかった」と説明。しかし父親は「学校側や父母から再三、ことを荒立てないでほしいと要請された。不祥事隠しで隠蔽（いんぺい）工作ととられても仕方がない」と指摘している。
　日本高野連の田名部和裕参事は二十四日、「現時点では学校の報告が遅れたことより部長が暴力をふるったこと自体を重く考えている」と語った。指導者の暴力行為に対する処分は指導者に謹慎を科し対外試合禁止などチームに及ばないケースが多いが、大会前には報告を遅らせた明徳義塾高校が出場辞退に追い込まれており対応が注目される。





　いろいろマスコミが書き立ててるので真実はよく分からんが、とにかくまず優勝取り消しなんてことは、絶対あったらあかんな。

学校側と告発した親と部員の問題だ。

連帯責任って言葉があるが、それはこの一件にはそぐわない。

高知の明徳義塾高校も、直前で出場辞退したが、この件は学校側の対応が悪く、報告していなかったとこあたりは同じようなもんかもしれんが。

しかし、明徳の場合は部員が暴力や喫煙していたから、部員自体にも責任があるからな。

駒大の場合は部長とその被害を受けた親子、そして学校側の報告の遅延が問題で、優勝したナインには関係ないとは思う。

まあ、あって欲しくないのは、学校をはじめ野球部そのものがグルになって隠蔽工作になってなければいいが、、。

告発した側の方の言い分も誇張されてるかもしれんしね。

一刻も早く真相解明していたきたい。

折角北海道勢が甲子園連覇とゆう偉業を成し遂げたのにな。素直に祝福できない高校野球ファンや、道民の人たちが気の毒だな(T▽T)