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2006年07月28日
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カテゴリ:イライラ話!
今日は暑かった~!

京都は蒸し風呂のようで地下鉄連絡口から地上へ出ると

むあっと生暖かい熱風が吹き付けて来る。

駅のホームも蒸し蒸しで,電車を待ってる間も汗が止まらずハンカチで扇いでみたり。

やっとこ電車に乗って席を確保し推理小説を読み出した。

席は結構いっぱいで,席が空いた時の競争率はイス取りゲーム並に高い。

わたしは優雅に読書していたわけだけど,最寄りの駅まであと2駅のあたりで

読書は切り上げ,定期を取り出しスタンバイ。

一つ前の駅に着いたとき,通路を挟んだ隣の席が突如競争圏内に入った。

後ろからリュックを背負った電車男風の若い男性がダッシュで席をゲット!

と,その時ハラリと定期が通路に落ちた。

彼は首から定期入れをぶら下げていたが,そこから落ちたのか

ポッケから出たのか,とにかく彼の勢いに薄っぺらい定期はしがみついていられなかったようだ。

電車くんは,座るやいなやどこかにダイヤルしては切り,ダイヤルしては切りを繰り返している。

アイドルかアニメイベントの先行予約か?!

と見ていたが,いっこうに通路に裏向きにおっこちている定期に気付く気配はない。

…まぁ,ほっといても気付くやろ…

という気持ちと

…気付かんかったらかなりの痛手やなぁ…

という気持ちがわたしの中で渦巻く。いわゆる天使と悪魔というやつか。

「落ちましたよ」と言おうにも電車くんは先行予約に忙しく,携帯にかかりっきりだ。

よし!次はわたしの降りる駅やし,去り際に一言声かけよう!!

と心に決め,ちょっとドキドキしながら駅に着くまで待機した。

駅到着のアナウンスが流れ,よしっと席を立つと一緒に電車くんも立ち上がった。

あれっ?と思ったが,頭の中で言おうとしていた言葉は口をついて出ていた。

「あの,定期…」

まで口にした時,電車くんはあろうことかわたしに一瞥もくれず無言で通路の定期を拾ったのだ。

はぁぁあ?
(`曲´#)

普通は
「あ,すいません」とか,「どうも」とか,恥ずかしがりやさんなら会釈するとかハニかむとか,するやん?!

つぅか,わたしの方をちょっとは見ろっての!
o(>





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最終更新日  2006年09月03日 21時18分29秒
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