ドが付く真面目

2006年09月06日

(2)

カテゴリ：ひとりごと

今日学校へ向かう間のこと。

朝ごはんを食べ損ねたため、地下鉄駅出口近くのパン屋さんで
食べることにした

そのお店は結構人気で、どの時間帯に行っても席がいっぱい。

今日も案の定満席だった。

‥席取んの忘れてたなあ‥

とパンとドリンクの乗ったトレイを手に立ち往生していると
ちょうど4人がけの席に一人で座っていた男性が席を立った。

‥よっしゃ！‥

と座ったが食べ始めると、込み合った店内で4人がけの席に一人で陣取り
なんだか申し訳ない気分になった

‥５分で食べるから許してくださいね～‥

とパンをほうばっていると、両手に荷物をいっぱい持ったおばあちゃんが
数分前の私と同じように立ち往生している。

「相席どうぞ」と言おうかと思った矢先、おぱあちゃんが
「あの～ココ、えぇかなあ？」と聞いてきた。

「はいっ！どうぞ！！」

声をかけようと思った矢先だったからってのもあるが
私はたいてい人に話しかけられた時ってそういう返事になってしまう

そういうってのは、勢い良く応えてしまうというか・・・

ホントはにこやかにゆっくりと微笑み
「はい、どうぞ～」と言いたいのだ

京都流に言えば「はんなり」というやつかな？

おばあちゃんは私の勢いある返答に
ちょっとビクっとしながら荷物をいすに起き
パンを取りに行った。

なんとなくその反応に気恥ずかしさを覚え、私は

‥おばあちゃんが席に戻ってくるまでにパンを食べきって席を立とう！‥

とさらにスピードアップしてパンをほうばった。

しかしすんでのところで間に合わず、おばあちゃんが席に
戻ってきた。

よっぽど気を遣っているのかまたしても
「ごめんねえ？」と声をかけてきたおばあちゃんに

「いえっ！ぜんぜんっ！！」

なんでこうも堅いのか？、とわれながら思う（笑）
今度こそ
「いえ～ぜんぜんかまわないですぅ」とか微笑む場面やん！