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カテゴリ:ひとりごと
今日は職安に行って来た。土曜日だったのでいつもの草津ではなく大津の方に初出勤(笑)車で来るなと言っておきながら,職安の駐車場はガラガラ。お金のかかる公共のパーキングに止めて小雨ん中走って来た私を誰か褒めて…(TーT)と空しい気分で中に入る。
安定所の中もガラガラでいつにもましてマイナスパワーが充満していた。思っていた通りすぐ名前を呼ばれた。私の相談相手は丸坊主でちょっと冷たそうな眼鏡の男性。年の頃は30代前半というところかな。 早速下調べ済の求人票を出し,「ここ,受けたいんですけど紹介書もらえますか?」と切り出す。駐車場だってお金がかかるのだもの,長居は無用とチャッチャと用件を済ます段取りを組む。 すると「ここ,受けたいんですか?」とお兄さん。受けたいっつってるのに何なんだ?と思いながらも「…はい受けたいんですけど」と答えた。 すると 職員「なんで受けたいんですか?」 はぁ?つっかかるなぁ?とおもいつつ 私「近いし経験不問だから受けてみようと思って」 職員「うーん…仕事の探し方にも自信の無さが出てるわ」 私「えっ…まぁ今までとまったく違う世界でしかも実務経験がないのでどうしても」 そこから延々と職員と私の押し問答が続いた。何故前職を辞めてデザインの世界に入りたいのか?前の就職活動の時はどう考えてたのか? その中で答えに詰まったりあいまいな表現しか出来ないことが何回かあった。その度容赦なく「うーん?なんかそこが納得いかへんのやけど」「つながりがわからへんね」と私のことをイジメたいのか?と思うような辛口で切り返す職員さん。 しかし不思議なことに芋づる式にどんどんたどっていくと,どういうところで何がしたいのかが見えて来た。最後に「こんな風にやればだんだん面接もうまくいくようになりますよ」と相変わらず冷たく言い放つ職員さん。 仕事探しに必死になって肝心な核の部分を見落としていた自分に気がついた。また次面接を受けることにしたが,前より自信を持って行けそうな気になり安定所を後にした。 しかしあの職員さん,最初に私に足りない部分を見抜いて,話させることで核の部分まで導いたとしたらかなりのやり手。小坊主みたいな風貌だったけど,最後は私にはまるでキムタクのドラマ「ヒーロー」の栗生検事みたいに見えた(笑) 「失礼な物言いで出来なさそうに見えるが実はできる奴」ってとこ。でもきっとあの職員さんは良い人だったと思う。何故なら私に見せるための資料を取りに行く時,バタバタと全速力で行ってはったから(笑)そんな無意識の瞬間にその人の‘人となり’が垣間見えるものだなぁとちょっと笑えた土曜日のお仕事探しでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年10月16日 16時35分22秒
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