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2006年11月20日
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カテゴリ:カテゴリ未分類
今日,姉の荷物が全部新居に移動した。

姉と私は同時に一人暮らしを始め,同じアパートの隣り合わせに住んでいた。かといって一緒にご飯食べたり,姉の部屋に遊びに行ったりは稀で,それぞれの生活を好きなように過ごしてきた。

だから隣に姉がいないって,たいしたことじゃないやろと思っていた。ところが。

姉がいなくなった部屋は当たり前だけど物音一つしない。うちのアパートは安家賃なので壁が薄く,夜になると結構隣の部屋の気配が伝わってくる。

…いま帰ってきたなぁ…とか
…掃除機かけてるな…
とか
…誰か遊びにきてるな~…とか。

もちろん話しの内容までは聞こえないが,部屋にいる気配はいつも感じていた。

そして仕事から帰って来て,友達と遊びに行って来て,帰ってきてまず無意識に姉の部屋の電気がついてるかを見て『帰ってきてるなぁ』と安心したりしていた。

きっと家族で住んでいても同じで,大人になるとみんな生活時間にズレが出て来て,『しばらく話してないなぁ…』なんてこともあると思う。でも遅い時間に帰ってきて玄関を開ける音だとか,食べ終わった食器が流しにあったりとかで気配は感じられる。それって小さなことのようですごく大きなことやと思う。それがあるから言葉は交わさずとも心配もせずそれぞれが生活していけるような気がする。

仕事後まだ少し残っていた荷物運びを手伝って,家族で食事に行き,アパートに帰って来たとき,いつものように姉の部屋を見上げると真っ暗で洗濯物もかかっていなかった。当たり前なんだけど。『もうあの部屋に姉の洗濯物干されることはないんやな』とちょっとしんみりしてしまった。

頭で考えるのと実際に目の当たりにするのとでは実感度の違いが歴然だった。また誰か新しい住人がやってくるだろうけど,しばらくは静かやな…とちょっぴり今更のホームシックになりそうになったが,まぁ今日からは夜中に物音たてても『うるさい!』と怒られることはないしノビノビ暮らそう!( ̄∇ ̄)と思い直して床についたのでした。






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最終更新日  2006年11月21日 08時51分46秒
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