日々めも。

とうとうやってきた姉の結婚式！うちの家は身内が嫁ぐのは初めてということもありみんな初めてづくしにワサワサしまくりで，あっとゆー間にその日は来た。

式は４時からというかなり遅出な感じだけど早め早めにと11時過ぎに姉と家族全員で出発した。しかし向かう道中，姉と新郎くんが険悪な電話を始める。

『式場にどんな恰好で行くか？』が喧嘩の種らしく，姉はフォーマルな服装だけど新郎くんはジーパンにスニーカーで参上したいらしい。

すると姉が「一応両家の親族もいるし軽くジャケット羽織るとか多少小綺麗な恰好してきたら？」
新郎くん「えぇ？ジャケット持ってないし…それに革靴もないし…なんで俺だけそんなカッチリせなあかんの？」と多少キレ気味の返し。
姉「ほなジーパンにスニーカーで来たらいいやん！大体なんでそんなことまで私に聞いてくんの！自分で考えたらいいやん！」

っていうかね？なんでもいいと思うよ…ε=(￣_￣;)と後部座席の私は心の中でため息をつく。とにかくなんだかんだといろいろあった結婚までの道のり…喧嘩グセでもついてるんじゃないの…？と思うくらいつまらないことで喧嘩してるし…これから教会で愛の誓いをかわすのに大丈夫かいな？とちょっと心配になる。

早めに教会に到着し私たちは親族専用待合室で待機。久々にあったおばちゃんや従姉妹と世間話。おばちゃんは着物が派手すぎたかなぁ？とやけにテンション高くマシンガントークを繰り広げる。

そんなこんなであっという間に式の時間になった。小雨が降る寒い中厳かに式は始まった。北山にあるこの教会は２階から花嫁が降りてくるという変わった構造になっているため，階段から姉と父がバージンロードを降りてくる。足を踏み外すなよ～とドキドキしながら見守る。

エビチャンドレスは完全な純白ではなくちょっとクリームがかった柔らかい色で，素材はシフォンでまさにプリンセス仕様！姉は細くて華奢なので妹が言うのもナンだけどすごーく綺麗でした(笑)

アメイジンググレイスをみんなで歌い，誓いの言葉と指輪交換。ここでまたハプニング！新郎くんの指が汗ばんでるのかむくんでるのか，指輪が入らないらしく姉がてこずっている。かすかにクスクスという笑いがもれる。

結局指にはまりきらないまま姉の役割は終わり，新郎くんが自分でグイッとはめてました(笑)誓いのキスもかなり長くて隣に座る父の表情が気になった(￣∇￣)

喧嘩なんてものともせず目尻下がりっぱなしの新郎くんと，晴れやかな笑顔の姉の姿に『結婚式って大変…でもその分その日を迎えるまでにかなり強くなりそう…』と祝福と尊敬の気持ちでいっぱいでした(Ｙ～Ｙ)

式のあとは隣接しているレストランでささやかな披露宴！しかしここでもまたちょっとした一悶着が…(笑) いい日旅立ち？！2へ続く→→→→→→→→